23年5月10日
3月議会定例会が2月20日(月曜日)から3月15日(水曜日)までの会期で行なわれました。人事案件を含む市長提出議案27件、報告5件、議員提出議案1件の計33件を審議し、全ての議案が全会一致で可決されました。
2023年度の予算では、2月16日に新聞報道がされましたが、埼玉県内の市で初めてとなる「小・中学校の学校給食費無償化」の予算3億8,461万円が盛り込まれ、予算の総額は322億5,700万円(前年度比4.0%増)で過去最大となりました。
日本共産党坂戸市議団が選挙公約に掲げ実現に向け取り組んできた「学校給食費の無償化」は、坂戸市の日本共産党が行なった市民アンケートでも要望の多かった政策です。
市民要望実現のため、現職の議員団だけではなく、勇退した議員も含め長年にわたり粘り強く繰 り返し議会で取り上げ、要望実現に取り組んできた政策が3月議会で実現することとなりました。
23年度4月から小中学校の学校給食費が無料に(小学校4,100円、中学校5000円)に加え、物価高騰分の(1食あたり小学校18円、中学校20円)も予算計上されました。
政策提言で市政を動かすその他にも、一般質問で取り上げ実現を求めてきた政策が実現しました。
「さかっちバス・ワゴンの無料対象拡大」これまで70歳以上の方は、特別乗車証の提示により運賃は無料でしたが、妊婦への拡大が行なわれます。
2020年度から妊娠届け出時に希望する妊婦に対し、タクシー初乗り相当額の券を40枚発行していました。2022年度から一度に3枚使用できるよう改正されました。
今まではコロナ関連の国の補助金をあてていましたが、2023度からは補助金ではなく自主財源で事業を継続することになりました。
障害者などに配布される福祉タクシー券については、その利便性の向上を繰り返し要求してきました。
初乗り料金が740円から500円になった際には配布枚数の増加を実現、2023年度から1乗車あたりの利用枚数についても1枚から2枚へ改正されます。
2014年12月から中学生以下と65歳以上の方を対象に自転車ヘルメット購入費2000円の補助がされてきました。
しかし、2023年4月から年齢を問わず自転車に乗る全ての人にヘルメットの着用が努力義務化されることになったことから、補助対象年齢を全年齢に拡大し着用率を上げるべきと12月議会の一般質問で取り上げました。
今回の予算で4月1日から自転車ヘルメット購入費2000円補助は全年齢に拡大し、安全基準マークもSGのみからJCF、CE等も新たに対象となりました。
なお、補助金の交付は、3年に1回から、初回購入時1回限りの補助になりました。
坂戸市役所「日本共産党・市民の声」議員控え室 電話 049-283-1331(内線)629