23年1月10日
昨年の臨時国会は、「統一協会問題追及国会」として取り組みました。
統一協会の名称変更問題、選挙支援と政策協定、安倍家3代の癒着などを追及し、山際大志郎大臣を辞任に追い込みました。しんぶん赤旗のスクープも大きな役割を発揮しました。
解散請求の要件を狭く解釈していた政府見解を質し、民法上の不法行為も要件となるように変更させる追及を行い、「国会が政治を動かした」と報道されました。
政府与党などの救済法案について、被害者や弁護士連絡会が、「不十分」と指摘している中、独自の修正案を提出して、今後の見直しの方向を示したことは重要でした。
救済策が不十分となったのは、統一協会と政府自民党との癒着が断ち切れていないから、政治の闇を正すときです。
そして、岸田政権の暮らし・憲法・平和を破壊する大軍拡大増税は、断じて許せません。断固反対の世論と運動を広げるために力を尽くしたい。
昨年は、安倍元総理の国葬の強行、統一協会と自民党との癒着、あいつぐ政治とカネの疑惑と続き、世論が激変しました。日本共産党は、市民と野党の共闘を強めるために奮闘しつつ、国会論戦に全力を尽くして来ました。岸田内閣の支持率は低空飛行、政権を揺るがす事態となっています。
岸田政権を攻めに、攻めた一年でした。皆さん、新しい年は、さらに力を強めて、岸田政権を打ち倒す年としようではありませんか。
「軍事費を倍に」「敵基地攻撃能力の保有」など大軍拡の大合唱の中で、新年を迎えました。攻撃を受けていないのに、先制攻撃を仕掛ける国への大転換。言い換えれば、標的にされ狙われる国への大転換となります。そして、この先に待っているのは、大軍拡のための増税と福祉切り捨て、くらしの総破壊への道です。「戦争に備える」ような事態にさせるのは、最大の失政。「戦争させない」ことが、政治の一番の役割ではないでしょうか。
賃上げで働く現場を守って、地域の暮らしを守り抜く。私は、この決意で今年も走ります。
昨年はみなさんのご支援で再び国会に送っていただきました。選挙後、初めてとなった臨時国会中は、あらゆる問題で埼玉県内からの要請を何度もうけました。地域を歩いていても出されるのは暮らしや商売の困難さです。「コロナ禍で商売がうまくいかず社長が自殺。自分も職を失った」「家族の介護で疲れ切っている」「運転免許を返上しタクシーを使うが、料金が高すぎる」など、どれも切実な声です。
同時に寄せられているのが「相談に乗ってもらって助かった」「最近共産党のフアンになった」など党への期待の声です。
今年は地方選挙の年、命と暮らしが守られる政治を埼玉県内で実現するために、みなさんと力を合わせたいと思います。
通常国会では、東京電力福島第一原発事故は終わったとばかりに原発に回帰する大転換が進められようとしています。これを許さない運動を広げるとともに、論戦でも大いに奮闘したいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
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