22年9月16日
「近隣の町で行なわれている催しに参加すると学ぶこと大です、ご一緒しませんか?」。友人から誘いを受けて8月27日(土曜日)11時から鳩山町ニュータウンの一番高いメーンストリートのスーパー前で開かれた「国葬反対スタンディング」に行ってきました。(写真をクリックすると大きくなります)
にっさい花みず木を通って越辺川を渡り、緑あふれる住宅街を上り始めて数分走ると現場で、まさしく隣町です。33℃の猛暑の中でしたが、30名をこす参加者の多さにびっくりでした。人口1万3千の町ですから、比率計算では10万の坂戸市で2百数十名が集ったことになります。きっと町の話題になるのではと思いました。
呼びかけ人は10数名、その中には根岸富一郎共産党町議、当日集いの司会をされた野田小百合町議会副議長などの名前がありました。
参加者の皆さんに一言メッセージをお願いすると、ほとんど方が応じる姿がとても新鮮でした。坂戸から参加の私を含む3名もそれぞれ発言し、皆さんからの拍手をいただきました。
坂戸の3の日スタンディングは20分の短時間ですが、この日は45分間。国葬反対が民の声であることを実感することができました。7割強が女性で、お互いネットやメールで誘い合って集っている空気。感謝の思いを主催者にお伝えし、さわやかな気持ちで帰ってきました。行って良かったです。
仲町 山本勝利
タンポポ後援会(新婦人内共産党後援会)では選挙後、大問題となっている国葬と旧統一協会問題の宣伝行動を行なうと決めました。
8月27日(土曜日)猛暑の中を若葉駅で、スタンディングとマイク宣伝を行ないました。
「国葬に私の税金を使わないで」「内心の自由を奪わないで」には、「その通り」と声掛けをしてくださる方もいて元気が出ました。
9月にも引き続き行動の輪を拡げたいと思っています。
タンポポ後援会 北村恵利子
「国葬令」については、日本国憲法に反し1947年に失効しており、国葬要件を定めた法規もありません。手続き上の問題としては、国会が関われない内閣設置法を根拠にしての実施は法治主義に違反し、同じく国会の議論を経ない予備費支出は財政民主主義の原則に反しています。
最も重要である憲法の問題については、理念と諸条項に違反しています。さらには、統一教会の被害拡大、岸田内閣の政治利用への協力について指摘されています。
私として最も強調したいことは、憲法で保障されている「個人の尊重」「思想・良心の自由」への侵害の問題です。
安倍政治の評価は様々でしょうが、私は「森友・加計」問題(その後「桜を見る会」問題が発覚し安倍元首相は国会で118回もの虚嘘答弁)で、カントを引用して「嘘は人間性の絶滅」と地域の後援会ニュースに書きました。
今回の国葬は、『個人の尊厳』への重大な侵害であると考えています。
千代田 岸 強志
国葬とは、国に功労のあった者を国として弔うと辞書にはあった。この間、新聞報道では、国会の了承を得ないで、国の予備費2億5千万円を使うとあった。まるでポケットマネーから支出するがごとくの税金の使われ方。閣議決定とはいったい何なのか、首をかしげたくなるのは、私だけではあるまい。
統一教会との関係、「モリ、カケ、桜を見る会」などいまだに十分な説明がなされていない。統一教会とのズブズブな関係など数え上げればきりがない。
国民は時がたてば忘れるとでも思っているのであろうか。国民の50%以上が反対しているのに国葬に至った経緯を早く国会の場で説明してもらいたいものである。問題は山積みしている。
西坂戸 柳沢一十郎
霊感商法等の反社会的活動で多くの国民の心も財産もすべて奪い取る旧統一教会に深く関わっていた安倍元首相は、恨みを抱く者に銃撃されて亡くなった。岸田首相は早々に同氏の「国葬」を閣議決定して国民を驚かせた。
安倍元首相が在任中に手掛けたことは、二度の消費税増税と大企業への大減税、雇用不安低化、ゼロ金利を柱とする大企業優先のアベノミクス経済政策展開、国民年金と社会保障の切り下げ、医療府負担増、軍事費の毎年の増額、憲法無視の安保法制の制定、戦争する国にするための憲法9条書き換えの執拗な画策、沖縄県民の意志を無視した米軍辺野古新基地建設強行、森・加計問題や「桜を見る会」での国政私物化等々、国民大多数には評価できない事ばかり。
国を救い、国民を救ったフランスの科学・微生物学者ルイ・パスツールの国葬では何十万人もの市民が沿道を埋め尽くしてパスツールに別れを告げたが、国民のための政治を行なわなかった安倍元首相の「国葬」は、岸田現政権の国内外に向けた政治的利用でしかない。
中小坂 田端耕三
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