軍事よりも医療を

日本共産党坂戸市議団 新さかど

22年7月4日

75歳以上の医療費2倍化を中止・撤回を!

 大半が窓口負担1割の75歳以上高齢者医療費を年収に応じて2割とする医療制度改革関連法が昨年6月、自民、公明、維新、国民民主の賛成多数で成立。立憲民主、共産、社民などは反対。今年10月1日から施行されようとしています。(写真をクリックすると大きくなります)

小池書記局長の写真:Enterすると大きくなります

 日本共産党は、昨年の法案審議から受診抑制を助長させるなどとして反対してきました。いま物価高騰なのに年金が下げられて生活が苦しい時に、医療費負担を増やすとは言語道断です。

 一方、政府はアメリカの戦争のために、軍事費を5年間で約2倍の約11兆円にしようとしています。教育や医療・福祉予算が一層削られることは明らか。こんな政治で良いのでしょうか。迫る高齢者医療費2倍化に対して、市民の方から切実な声が届きました。

医療・暮らし 我慢せよが政治か

 物価高騰で悲鳴を上げ次に年金の削減…。しかも10月には75歳以上の高齢者医療費の窓口負担が2倍に。一方で、岸田首相は5月、バイデン米大統領に「防衛費の相当な増額」を約束し、軍事費を2倍化(11兆円)へ。国民の暮らしを考えているのかと怒りが。

 私は、魚屋を営んでおり、お客さんとの会話の中で、「年金が減り暮らしが大変」などが話題となります。北坂戸地域は高齢化が進み医者通いの人が多く、私もがんを患い検査や治療を続けています。医療費の2倍化で負担が増えることは、そのまま暮らしに直結します。

 現役を退き収入の増えない高齢者は、何かを我慢しなければなりません。おかずを一品少なくしたり、医者にかかるのも我慢したり。国民の暮らしをかえりみない政治を変える時です。

泉町 西村利弥

高齢者いじめるな!政権に怒り

 わが家は80代半ば過ぎの夫婦での暮らしです。これまで「年末調整」での医療費負担は、15万円強でした。

 ところが今年は両人ともに頭から足まで医者通いが増え、その上私は5月に狭心症手術で、治療費が6万円強。8月には膀胱ぼうこうがん手術で1週間の入院予定です。考えるとぞっとします。

 近所に病身の息子が家族と居り、その治療費や小学・中学生の孫の心配もしなければなりません。

 家内は息子家族を心配しながら、家計・家事のやりくりの毎日です。月20万円そこそこの年金生活では、先々不安・不安・不安です。

 もっともっと大変な高齢者の方々を、私は嫌というほど知っているつもりです。「75歳以上の医療費2倍化」は、将来とも不安をもたらすだけ。岸田政権に怒り心頭!

市内 80代男性

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