22年7月1日
連日マスコミはロシアのウクライナ侵攻を報じています。普通の生活をしていた市民が爆弾によって命を奪われるさまが、リアルタイムで届けられています。遠い国の話ではありません。「どうすれば平和が守れるのか」。これは、日本にとっても喫緊の課題なのです。(写真をクリックすると大きくなります)
そんなときに、10区市民の会が主催し、5月22日(日曜日)、東松山市民文化センタ―でタイムリーな講演会が行なわれました。柳澤協二氏(元内閣官房副長官補・元防衛研究所長)が講演。小泉・福田・安倍・麻生内閣時代(2004年〜2009年)に安全保障、危機管理担当を務めたひとです。開口一番、「9条まもれ」だけでは通じない世代になっているという話に現実を突きつけられました。
「戦争をまったく知らない若い政治家たちは、9条が歯止めになるとは考えていない。戦後の平和はアメリカの傘の下のおかげ、しかしこれからは、自分たちで守るためにも9条は邪魔そのものだという風潮だ」と。
「武力に武力では解決にはならない、戦争回避に万能な軍事力なんてありはしない。冷静な議論が必要だ」と柳澤氏は訴えます。
ヒートアップした頭の政治家たちをどう鎮めるのかは私たち国民の世論なのでしょう。こうした市民の会の講演は重要なのだとつくづく思いました。
参加者は450人との報告。もっと多くの人が関心を持つように広めていきたいと帰途に就きました。
八幡 不破幸司
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