ロシアの侵略に乗じた的外れな共産党攻撃

日本共産党坂戸市議団 新さかど

22年6月4日

 「共産党は自衛隊に対して憲法違反と言いながら、今までと180度違った評価だ」(小野寺五典元防衛相=4月7日読売オンライン)。ロシアによるウクライナ侵略に乗じ、安全保障特に自衛隊をめぐる問題で共産党批判が出ています。(写真をクリックすると大きくなります)

雨の中の抗議行動の写真:Enterすると大きくなります

 日本共産党の志位和夫委員長は「自衛隊をすぐになくすのではなく、段階的解消という方針をとっており、その過程で侵略を受けたら自衛隊を活用すると言明してきています」と4月8日にツイート。この方針は22年前の党大会で決定したものです。

 「自衛権を肯定しつつも戦力の不保持と交戦権を否定した9条は守るべきだ」「災害救助で献身する自衛隊に感謝、中国や北朝鮮の脅威を考えると自衛隊は必要」。これが国民の多数世論。日本共産党はこの声に共感し、憲法9条の全面実施に向けた自衛隊解消への道筋を示しています。

  1. 日米安保条約廃棄前の段階では、安保法制をやめ、軍縮に転じる。
  2. 安保廃棄で日米軍事同盟から抜け出した段階では、自衛隊の民主的改革を進める。即時解消としないのは、「自衛隊は必要」と考える国民がまだ多数という状況が予想されるため。
  3. 日本を取り巻く平和的環境が成熟し、国民の圧倒的多数が「自衛隊は必要ない」となった段階で、自衛隊解消に向けて本格的に踏み出す。それまでに、急迫不正の主権侵害や大規模災害があった場合には、国民の命を守るために自衛隊に働いてもらう。

 日本共産党は、国民の合意を得ながら段階的に自衛隊を解消し、憲法9条の全面実施へ向かいます。これが党綱領の立場です。9条は世界の至宝。来たる参院選の勝利で改憲勢力を圧倒しましょう。

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