公共施設再開に賛否両論!

日本共産党坂戸市議団 新さかど

22年5月4日

 坂戸市内の公共施設の休館措置が4月1日解除され、約70日ぶりに再開しました。埼玉県にまん延防止等重点措置が適用されたのを受け、坂戸市は1月24日から公共施設の利用を停止していましたが、休館措置は近隣の市町では取られておらず、市の対応に市民から賛成の声と反対の声が寄せられています。

コロナ禍の住民活動と行政支援への要望

 私たちは、活動の場として主に坂戸駅前集会施設を利用しています。しかし、この2年半は同施設を使えないことが多く、とても不便でした。冬の会議を屋外で行なったり、カフェを利用したりしたこともありました。近隣では鶴ヶ島市や毛呂山町など、ほぼ、不自由なく施設が使えたと聞いています。安全性重視は理解できますが、私たちはマスク・手洗い・人混みを避ける努力は十分に行ない、既に3回のワクチン接種も終了しています。

 現在は行動範囲の広く、活動的な学生・青年層の感染が心配されています。行政責任者は医療従事者の現状を深く理解し、科学的知見を尊重し、施設の全管理と住民の安全使用に資する体制を確立してほしいです。

全日本年金者組合坂戸・鶴ヶ島支部 支部長 島田兼男

感染防止策とともに、一人ひとりのケアを

 医療現場がひっ迫し、自宅療養の方も多くいる中での公共施設の休館は、当然のことだと思います。感染拡大防止策として有効だと思うからです。

 今後もコロナ感染者が増えることがあれば、リスクの高い高齢者や子どもたちを守るために、同様の措置をとることもやむを得ないと思います。

 半面、趣味のサークルなどで公民館を利用していた高齢者はその機会を失い、認知症の発症・心身機能の低下なども見られるようです。子育て中の親御さんは交流の場を失い、ストレスから子育てが辛くなる方もいるようです。

 これらのことについては、公共施設の利用以外で、何らかの対策が取れると良いと思っています。

市内在住 A

生活の一部奪う図書館休館

 図書館がやっと再開しました。時間が出来れば図書館に足が向く私にとって、休館は生活の中の重要な部分が欠けてしまったような状態で物足りない日々でした。

 電子図書や郵送での貸し出しなど休館時の対応はされていましたが、電子図書は何か違うし、なじめません。やっぱり図書館で多くの本を見ながら手に取って選びたいし、紙をめくり読みたいとつくづく思いました。

 感染拡大がいつまた起こるか不安ではありますが、休館中に我慢をしてきた分も含めて図書館を楽しみたいと思っています。

末広町 S

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