3月議会の焦点

日本共産党坂戸市議団 新さかど

22年3月12日

市立保育園の運営変更、公民館の地域交流センター化

 坂戸市議会3月定例会が2月21日(月曜日)に開会し、市長提出35議案に対する論戦が展開中です。今議会には新年度一般会計予算案とともに、市立坂戸保育園の運営形態の変更や、公民館の地域交流センター化への準備など、市民にとって身近な案件が上程されています。会期は3月16日までの24日間。3月8日から3日間、共産党議員が市政一般質問に立ちます。

坂戸保育園 連携先は社協

 2月25日には総括質疑があり、2023年度から公私連携型保育所への移行が検討されている市立坂戸保育園に関し、連携先は坂戸市社会福祉協議会であることが明らかになりました。

 答弁で市は、

  1. 同園の保護者会から、民間でなく社協を望む声が上がった
  2. 社協が受諾の意向であること
  3. 市児童福祉審議会からも社協が適当との答申を得た

と述べました。

 今後、市が社協を連携法人に指定し、協定を締結する流れになるとの説明。公私連携型への移行や受け皿としての社協のそれぞれの妥当性は、委員会でも審査されました。

交流センターで協議会設置

 公民館の地域交流センター化について。市は「8年前に検討されたが地域住民への十分な説明や周知が足りず、反対運動が起きた。老朽化した入西公民館のみ建て替えの上、地域交流センターへ移行した。当時検討の対象に挙がった残る公民館は入西交流センターでの検証後に判断することになっていた」と答弁。

 2022年度は市民アンケートの実施や区長、広報委員、学識経験者らで協議会、庁舎内の検討会議で検討。これらを経て、市は実現を目指す構えです。

運動公園を人工芝に

 市民総合運動公園第一多目的運動場の天然芝を人工芝に張り替える費用約2億5千万円が予算に盛り込まれています。市は長期のランニングコストを検討し、人工芝化を決めたと言います。

 質疑では人工芝で利用者のスライディング時の火傷や、腰、膝等への負担等を心配する意見が出ましたが、市は芝材やクッション材の質向上により、怪我の可能性は大変低いとし懸念には当たらないとしました。

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