22年3月24日
坂戸市議会3月定例会が2月21日(月曜日)に開会します。会期は24日間。市長提出議案が審議され、3月16日に議案を採決し閉会予定です。
市長提出議案は、専決処分の承認2件、条例の廃止1件、条例の一部改正11件、規約の変更1件、損害賠償・和解1件、工事請負契約の締結1件、補正予算7件、当初予算9件、市道路線の廃止1件です。人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件も提出されています。
市政一般質問は、3月8日(火曜日)から10日(木曜日)までの3日間です。19人の議員のうち10人の議員が質問通告をしています。日本共産党坂戸市議団は、4人全員が質問を行ないます。
市民の生活とくらしの向上をめざし、皆さんの声を市政に生かすためがんばります。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、引き続き、本会議及び委員会の傍聴はご遠慮いただくことになりました。
傍聴する場合には、必ずマスクを着用し手指の消毒をお願いします。本会議の傍聴は10席、委員会の傍聴は6席(先着順)となります。
本会議と一般質問については、インターネットでライブ中継及び録画中継を行なっています。
2月21日 (月曜日) |
3月議会開会10時〜、諸報告、坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会議員の選挙につ いて、施政方針、上程〜提案理由の説明(議案第1号〜議案第32号、人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件)あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
2月25日 (金曜日) |
議案の総括質疑10時〜、委員会付託(議案第1号〜議案第32号、人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件)(議案第1号、議案第2号、人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件については委員会付託省略)、上程〜委員会付託(議案第33号及び議案第34号) 予算決算常任委員会:本会議終了後〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
3月1日 (火曜日) |
総務文教常任委員会9時〜あらい議員 予算決算常任委員会総務文教分科会:常任委員会終了後〜あらい議員 |
3月2日 (水曜日) |
市民福祉常任委員会9時〜平瀬議員・宮坂議員 予算決算常任委員会市民福祉分科会:常任委員会終了後〜平瀬議員・宮坂議員 |
3月3日 (木曜日) |
環境都市常任委員会9時〜鈴木議員 予算決算常任委員会環境都市分科会:常任委員会終了後〜鈴木議員 |
3月8日 (火曜日) |
市政一般質問(3人) ・1番目10時〜鈴木議員 ・3番目13時〜宮坂議員 |
3月9日 (水曜日) |
市政一般質問(4人) ・3番目13時〜あらい議員 |
3月10日 (木曜日) |
市政一般質問(3人) ・3番目13時〜平瀬議員 |
3月11日 (金曜日) |
予算決算常任委員会10時〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
3月16日 (水曜日) |
10時〜、討論〜採決(議案第59号)、委員会の審査結果報告〜討論〜採決(議案第60号〜議案第70号)、閉会あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
日本共産党坂戸市議団の市政一般質問の通告内容は、以下のとおりです。
1.子どもの貧困対策について
内閣府は、2021年12月24日に「令和3年子供の生活状況調査の分析報告書」を公表しました。子どものいる世帯で「食料が買えなかった経験」があるとの回答が、収入の水準が低い世帯では4割、ひとり親世帯では3割に上るなど、経済的に厳しい家庭の生活がコロナ禍で深刻になっていることが明らかになっています。
子供の生活状況調査の分析に関する検討会は、この報告書の意義について、「子どもの貧困に関する、わが国で最初の全国データであること。子どもの貧困の実態が全国規模で明らかになること。多岐にわたる質問によって包括的な情報を集めつつ、保護者と子どもを対象とすることで豊かで立体的な解釈を可能とする。その結果、子どもの貧困対策を進めるための基礎資料として、どのような人にどのような支援が必要なのかのエビデンスを提供し、今後に向けた道しるべになる事が期待される」としてます。
現在の子どもの貧困対策に求められているものを考える上で、また、本市の重点施策の3項目の1つとして「将来を担う子どもたちを応援するまちづくり」を据え施策を展開する上でも、子どもの貧困対策は重要と考えます。
そこで、以下3点について質問します。
- 本市の子どもの貧困の実情について
- 本市の子どもの貧困対策について
- 支援制度の利用促進について
1.通学路の安全対策について
登下校中の児童・生徒の列に車両が突っ込み、幼い命が失われる事故が後を絶ちません。
2021年(令和3年)6月28日には千葉県八街市において、下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが衝突し、5名が死傷する痛ましい事故が発生しました。国はこの事故を受けて通学路における合同点検を実施し、通学路における交通安全対策に係る個別補助制度を創設、2022年(令和4年度)予算案に500億円が計上されました。県においては2002年度(平成14年度)から概ね5年ごとに通学路安全総点検が行なわれており、2021年度は2080校の学校等で通学路安全総点検を実施し、2022年度から2026年度(令和8年度)までを期間とする「第5期埼玉県通学路整備計画」を公表しています。
国や県の動向に合わせ、本市も道路整備のほか、通学路の安全対策に重点的に取り組む必要があると考え、以下質問します。
- 通学路における合同点検の結果について
- 通学路の安全対策の取組について
1.障害者にやさしいまちづくりについて
障害のある人の様々な問題を解決するため、「坂戸市障害者計画・坂戸市障害福祉計画(第6期)・坂戸市障害児福祉計画(第2期)」が2023年度(令和5年度)までの計画で進められています。
また、国は「障害者の権利に関する条約」及びSDGS(持続可能な開発目標)を踏まえ、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重しながら共生できる地域社会の実現及び「すべての人に健康と福祉を」などの国際目標達成に向けた環境整備を進めています。
一昨年からの新型コロナウイルス感染症の拡大が長期にわたり、障害者を取り巻く環境は「新しい生活様式」のもとで厳しさが増すばかりです。
コロナ禍においても子どもから大人まですべての障害のある方が生きがいを持ち安心して暮らすことのできる共生社会をめざし、以下2点について質問します。
- これまでの障害者施策について
- 今後の取組について
1.本市の学区審議会の在り方について
坂戸市立小・中学校学区審議会では、本市小中学校の通学区の問題や特認校化の課題等、市内小中学校の児童生徒や保護者に大きく影響するさまざまな懸案事項に対する方向性を審議し、答申を出しています。
しかし、その審議内容は、影響を受ける児童生徒や保護者を始めとする市民には審議段階でほとんど知らされていないのが実情です。非常に閉鎖的な中での審議であり、かつ、委員の選定や審議に関しても、公平性から見て、その妥当性に疑念が残ります。そのことを踏まえ、以下質問します。
- 学区審議会の役割について
- 学区審議会の委員の選定方法について
- 学区審議会での審議方法について
- 学区審議会といきいき学舎検討委員会との関係について
- 審議会開催日時や審議結果の市民への周知について
2.本市の坂戸ガス株式会社からの寄附金受領について
衆議院議員選挙の投開票日を1ヵ月後に控えた昨年9月30日、本市は坂戸ガス株式会社から1,000万円の寄附金を受けとりました。この寄附金が公職選挙法に違反していないかという疑念に対し、昨年12月議会で本市は「会社名での寄附であり、公職選挙法第199条の3の規定に抵触していない」との見解を示しましたが、その答弁内容は委員会と本会議では矛盾があったように思います。
この寄附は周年記念のものとしながらも、過去に周年記念で本市へ寄附金を贈呈したことは確認できず、また、企業からの寄附に際しては「子育て支援」や「教育」等、使途に希望を出す場合が多いものの、今回の寄附には指定がない等、一般的に考えても不明な点が多い寄附でした。複数の市民からもこの寄附金受領に対し疑問を持つ声が挙がっています。
それらの状況を踏まえ、以下質問します。
- 本寄附金受領の経緯について
- 昨年12月議会での委員会、本会議での答弁の矛盾について
- 本寄附金に対する市の考え方について
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361