堤防整備へ一歩前進

　年明けに「台風の大雨などで昨年、全国的に水害が相次いだが、浅羽地域の堤防未整備箇所について整備はいつになるのか」と同地域の住民の方から問い合わせがありました。

　堤防未整備箇所とは、浅羽野小学校と関越自動車道の中間に位置する高麗川右岸堤防のことです。河川増水の際に真っ先に越水が危惧される場所。以前から堤防の整備を早急に進めてほしいとの要望があり、市議会の市政一般質問で取り上げ、早期の整備を求めた経緯があります。

　この件で昨年12月15日の議員全員協議会において市から報告があり、浅羽地区の高麗川右岸堤防未整備箇所の暫定整備を実施するとのこと。お尋ねがあった住民の方には報告の概要をお話ししました。

　工事主体は国土交通省荒川上流河川事務所。１月から３月末までの予定で暫定的な整備を進めます。用地買収が進んでいない私有地があるために暫定工事となるもので、買収が進んだ際は迅速に本格的な堤防整備に着手する計画だと市は言います。

　今後も、堤防未整備箇所の改善のため、市に働きかけていきます。

鈴木ともゆき議員

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