台風19号後の東部地区の水害対策

日本共産党坂戸市議団 新さかど

21年12月4日

2021年9月議会市政一般質問

あらい文雄議員

 一昨年10月の台風19号では、市内東部地区の越辺川の堤防(川越市との境)が決壊、床上浸水が多発し、家屋や農業関連など甚大な被害が発生しました、決壊した堤防は補強されたが、一昨年以上の豪雨災害がいつ起きるか、今年も台風シーズンを向かえ心配されます。 (写真をクリックすると大きくなります)

掘削工事の写真:Enterすると大きくなります

 東部地区の越辺川に関連する水害対策の現状について質問しました。

越辺川堤防内の水害対策の進捗について

工事現場の看板の写真:Enterすると大きくなります

質問 一昨年(2019年)10月の台風では越辺川(川越市との堺)の堤防が決壊、三芳野地区では床上浸水が多発し、家屋や農業関連など甚大な被害が発生。決壊した堤防は補強されたが、一昨年以上の豪雨災害がいつ起きるか心配される。台風シーズンを迎えるが、越辺川堤防内(紺屋・横沼・赤尾等)の水害対策の進捗状況は?

答弁 紺屋・横沼地先は、県道上伊草坂戸線道場橋下流の国有地内の河道掘削・樹木の伐採を施工している。

 赤尾地先は、県道日高川島線天神橋上流の河道掘削工事に必要な工事用道路を施工している。

大谷川排水機場の排水ポンプ増設について

質問 堤防決壊がなく排水機能が万全であれば三芳野地区の床上浸水は避けられた。雨水ポンプ増設工事は令和4年度までの計画と聞いているが進捗状況は?(写真B)

工事用道路の写真:Enterすると大きくなります

答弁 増設工事は2021年度(令和2年度)末から着手し、ポンプ2台とポンプを運転させる原動機2基を増設するほか、受変電設備などの改修を行い、建屋の基礎工事に着手している。2022年度(令和4年度)の完成を目指して進めている。

質問 一昨年の台風では電源部が水没したが、ポンプの耐水対策は?

答弁 大谷川雨水ポンプ場を含む下水道施設の耐水化に関する基本計画を策定、その計画に基づいて耐水化工事を予定している。

鈴木議員と平瀬議員の写真:Enterすると大きくなります

三芳野耕地の(仮称)越辺川遊水地について

質問 今年度実施されている(仮称)越辺川遊水地の調査の内容は?

答弁 遊水地整備のため、測量調査、地質調査、用排水路調査及び環境調査を行なっている。

遊水地予定地の写真:Enterすると大きくなります

質問 (仮称)越辺川遊水地整備の今後のスケジュールは?

答弁 調査実施後、遊水地を囲む堤防などの施設の詳細な検討を進め、遊水地範囲に関する施設など詳細が具体的になった段階で、地元説明会の開催を予定している。

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