消防署東分署移転へ

　坂戸・鶴ヶ島消防組合の定例議会が11月11日(木曜日)に開かれ、2020年度一般会計決算と2021年度一般会計補正予算が審議され、全会一致で認定、可決されました。

　2020年度決算は歳入合計約26億999万6千円、歳出合計約24億4,443万1千円で、実質収支は1億6,556万5千円の黒字。コロナ感染症拡大で救急出動の増加が憂慮されましたが、7,005件と前年度比886件減だったことが黒字の主な原因です。一方、新春出初め式など多くの行事が中止になりました。

　2021年度補正予算では、「坂戸消防署東分署移転事業に伴う土地購入費」として4,420万円が計上されました。

　東分署（東坂戸２丁目）は1999年８月豪雨で水深50cm、2019年の台風19号では140cmと二度の浸水被害を受け、移転が検討されていました。今補正予算の可決で、移転事業が具体的に進むことになります。

消防出初め式、来年も中止に

　2022年新春の消防出初め式が中止になったことが、議会に先立つ組合議員全員協議会で消防当局から報告されました。２年連続の中止となります。

坂戸・鶴ヶ島消防組合議会　宮坂ひろゆき議員

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