21年9月1日(9月6日更新)
坂戸市議会9月定例会が8月31日(火曜日)に開会しました。会期は9月24日(金曜日)までの23日間です。
市長提出議案は、専決処分の承認1件、決算認定9件、条例の一部改正2件、人事案件1件、工事基本協定の変更協定の締結1件、財産の取得1件、補正予算3件、市道路線の認定1件の合計19議案となります。また、人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件も提出されています。
一般会計決算の収支は、歳入が442億1,075万円、歳出426億5,537万円で差し引き15億5,538万円。昨年、市民1人当たり10万円が支給された「特別定額給付金」100億7,965万円が国費で賄われたため、歳入歳出とも大幅増額になっています。
また新型コロナ感染症生活困窮者自立支援金事業に国費の7,945万6,000円を充てた補正予算は専決処分され、承認を求める議案が審議されます。
一方、コロナ感染予防対策として小中学校に「自動水栓」を導入。小学校796台、中学校381台(2,964万3,900円)を財産として取得することについて審議されます。
石川清市長に「ゼロカーボンシティ宣言の表明を求める」市民からの請願が審査されます。
市長が2050年に向けて二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロへの「ゼロカーボンシティ宣言」を表明することを、市議会として市長に求めてほしい、との趣旨です。
市政一般質問は、9月14日(火曜日)から16日(木曜日)までの3日間です。20人の議員のうち11人の議員が質問通告をしています。日本共産党坂戸市議団は、4人全員が質問を行ないます。
市民の生活とくらしの向上をめざし、皆さんの声を市政に生かすためがんばります。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、引き続き、本会議及び委員会の傍聴はご遠慮いただくことになりました。
傍聴する場合には、必ずマスクを着用し手指の消毒をお願いします。本会議の傍聴は10席、委員会の傍聴は6席(先着順)となります。
本会議については、インターネットでライブ中継及び録画中継を行なっています。
8月31日 (火曜日) |
9月議会開会10時〜、諸報告、上程〜提案理由の説明(議案第40号〜議案第58号、人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件)あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
9月3日 (金曜日) |
議案の総括質疑10時〜、質疑〜委員会付託(議案第40号〜議案第58号、人権擁護委員候補者の推薦について
意見を求める件)(議案第40号、議案第52 号及び人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件については委員会付託省略) 予算決算常任委員会:本会議終了後〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
9月7日 (火曜日) |
総務文教常任委員会9時〜あらい議員 予算決算常任委員会総務文教分科会:常任委員会終了後〜あらい議員 |
9月8日 (水曜日) |
市民福祉常任委員会9時〜平瀬議員・宮坂議員 予算決算常任委員会市民福祉分科会:常任委員会終了後〜平瀬議員・宮坂議員 |
9月9日 (木曜日) |
環境都市常任委員会9時〜鈴木議員 予算決算常任委員会環境都市分科会:常任委員会終了後〜鈴木議員 |
9月14日 (火曜日) |
市政一般質問(4人) ・4番目14時〜宮坂議員 |
9月15日 (水曜日) |
市政一般質問(3人) ・1番目10時〜鈴木議員 ・3番目13時〜あらい議員 |
9月16日 (木曜日) |
市政一般質問(4人) ・2番目11時〜平瀬議員 |
9月17日 (金曜日) |
予算決算常任委員会9時〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
9月24日 (金曜日) |
10時〜、討論〜採決(議案第40号)、委員会の審査結果報告〜採決(議案第41号〜議案第51号、議案第53号〜議案第58号)、討論〜採決(議案第52号及び人権擁護委員 候補者の推薦について意見を求める件)、請願の委員会審査結果報告〜採決、閉会あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
日本共産党坂戸市議団の市政一般質問の通告内容は、以下のとおりです。
1.地域コミュニティの活性化の取組について
近年、ライフスタイルや価値観の多様化、社会構造の変化などにより、地域住民のつながりが希薄化していると言われています。地域住民のつながりの中心的役割を担う自治会の加入率は全国的に低下し続けており、本市の区・自治会加入率も2015年の71.4%から毎年低下し、2019年には68%となっています。
若年層を中心にインターネットが普及し、回覧板による市政や地域の情報伝達、地域でのイベントなどを重視しない方も増えていると推察されます。
さらに、現在のコロナ禍により区・自治会の活動も制限せざるを得なくなり、この状況が長引けば、地域でのイベントのノウハウなど、活動の継承が困難になることも危惧されます。
しかし、激甚化・頻発化している災害時の相互扶助組織として、また「新しい生活様式」で、地域で過ごす時間が多くなっている中、職場以外の身近なつながりの場として、区・自治会を中心とした地域コミュニティは重要であり、加入の促進や活動への支援など、市に求められる役割も大きくなっていると考えます。
そこで、以下2点について質問します。
- 地域コミュニティの活性化の取組の現状と課題について
- 地域コミュニティの活性化の今後の取組について
1.公衆無線LAN環境整備について
コロナ禍に伴い、学習会やイベント等の行事はオンラインで行なわれることが主流となり、大きな会場に集まり行事を行なう形態から、各自治体で参加人数を抑えてリモートで行事に参加するなど市民の生活様式も大きく変わっています。こうした変化に伴い公共施設に求める市民要望も変化しています。
坂戸駅前集会施設や文化施設オルモなどの公共施設は、これまで主に会議、趣味サークル、サロン活動、地域交流、レクリエーション等の場としての役割を担ってきましたがコロナ禍に伴い、公衆無線LANの環境整備を求める声が大きくなっています。
また、近年の災害が頻発する状況から平常時の文化施設等の公衆無線LANの整備に加え、避難施設となる公民館や学校の体育館等の公衆無線LANの環境整備も重要と考えます。
そこで、以下3点について質問します。
- 本市の公衆無線LANの環境整備の現状について
- 公共施設への公衆無線LANの環境整備について
- 避難所等の公衆無線LANの環境整備について
1.台風や集中豪雨等による東部地区の水害対策について
一昨年2019年10月の台風第19号から2年が経過します。市内東部地区三芳野地域では、大谷川樋門下流の川越市平塚新田地先の越辺川の堤防が決壊し、三芳野地域では床上浸水が多発し、家屋や農業関連など甚大な被害が発生、勝呂地域でも、飯盛川合流部付近で床上浸水が発生し同様な被害が発生しました。
ここ数年、全国各地で豪雨による災害が続いています。この傾向は一過性の現象ではなく地球規模の気候変動によってこれからも続くと考えられます。一昨年以上の大規模な災害がいつ起きるか予測不能です。早期の取組が求められている現状から、以下5点について質問します。
- 越辺川の水害対策について
- 大谷川雨水ポンプ場の雨水排水ポンプについて
- (仮称)越辺川遊水地について
- 洪水時の避難場所について
- 浸水想定区域内の要配慮者利用施設について
1.城山学園の特認校化について
「特認校制」とは、従来の通学区域は残したままで、特定の学校について、通学区域に関係なく、市町村内のどこからでも就学を認めるものです。現在、城山学園について、その特認校化が検討されていますが、その進め方には保護者や地域への説明時期が遅い等、さまざまな問題があるように思えます。
同校は2015年度の小中一貫校化後、今年7年目を迎えていますが、一貫校化の効果についての検証が十分になされているとは言えません。その検証の上で、今回、なぜ特認校化する必要があるのか、保護者や地域を始め、市民への説明が必要です。そういった観点から、以下3点質問致します。
- 城山学園の小中一貫校化による成果について
- 同校特認校化の理由について
- 特認校化への進め方の問題点について
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361