21年7月20日
「五輪優先か、命と暮らし優先か」が問われた東京都議会議員選挙が7月4日に投開票され、日本共産党は改選前の18議席から1議席増の19議席を獲得。2013年選挙から3回連続勝利となりました。1970年代の革新都政時代以来「半世紀ぶりの快挙」(志位和夫委員長)です。一方、立憲民主党は議席を倍増。両党間と市民との選挙協力が力を発揮し、議会過半数を狙った自民・公明のもくろみを阻みました。
「五輪より命と暮らし」。都民の意思は明確です。コロナ緊急事態宣言さなかの東京都。五輪中止こそが最良のコロナ対策です。今からでも政府の決断で中止すべきです。
都議選には北多摩1区の尾崎あや子候補、日野市の清水登志子候補を支援するため、坂戸市からも多くの有志がかけつけ、電話での支持呼びかけやビラの全戸配布、ハンドマイク宣伝などで大奮闘。清水候補は自民党の現職を2062票差で破り初当選。尾崎候補は3度目の当選を果たしました。
衆院議員の任期満了まで約3ヵ月。坂戸市、東松山市などの埼玉10区では先ごろ、自民党現職の山口泰明氏が政界引退を表明。野党が議席を獲得するチャンス到来です。都議選の結果は、市民と野党が共闘すれば、小選挙区でも勝てることを証明しました。新型コロナから命と暮らしを守るため、核兵器禁止条約に署名・批准させるために「政治を変える」しかありません。菅政権を打倒し、野党連合政権の実現に向けて全力を挙げるときです。
比例代表選挙では北関東4県(埼玉、茨城、群馬、栃木)で117万票を何としても獲得し、塩川鉄也衆院議員の再選と梅村さえこ、大内くみ子両氏の当選を勝ち取るために、都議選での勝利を確信に奮闘しようではありませんか。
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