新さかどでコロナ禍にまつわる川柳を募集したところ、13人の方から51作品が寄せられました。多数のご応募ありがとうございました。
生活や社会のすべてが「コロナ漬け」になっている様子をウイットに富む表現で描写する半面、お題を超え、余りにひどい菅政治を揶揄（やゆ）する作品も散見されるなど多彩な作品が寄せられました。巧拙は度外視して、応募された力作をすべてご紹介します。
- 緑町 和子
- 親の威で 謀議会食 三連夜
- 狡(ずる)狸(だぬき)(ずるだぬき) 嘘の尻尾に 火が付いた
- 菅息子 親にスガって どう逃げる
- ゴリ押しの 五輪止めよの 声大河
- 克服が されてないのに 証しとは
- 緑町 強
- 菅二階 麻生居丈高 驕(おご)り顔
- 国会を 消毒液で 浸したい
- 謀る顔 お主も悪じゃ そうじゃのう
- 蝙蝠(こうもり)(こうもり)が コロナどこ吹くと 密謀議
- 克服の 証しは何処に 嘘の国
- 千代田 強志
- ウイルスも 人もオケラも 宇宙の子
- いつになく 人の情けが 胸に染む
- 千代田 進一
- この強権 スターリンならぬ スガーリン
- ＧＯＴＯ ＧＯＴＯ！ 気安く呼ぶな 俺ゴトウ
- マスク顔 会釈はしたが 誰だっけ？
- 胸ドキン ワクチン前に 副反応
- わが両手 アルコール漬けだ もう飲めぬ
- 緑町 煮子
- 閻魔幽(ゆ)う(えんまゆう) コロナ五輪を 辞めなさい
- 正気なの 五輪開催 ?でしょう
- 強行で 悪夢正夢に するなかれ
- 冥界へ コロナ五輪で 送られる
- 帰結した 女性蔑視の 申し子は
- 横沼 基夫
- 同僚の 視線を気にして 時差勤務
- 家飲みで 珍味が増える 晩ご飯
- コロナ前 いくつ買えたか マスク代
- 人混みを 避けて出掛けて まとめ買い
- リモート中 散歩ためらう 花粉症
- 泉町 鈴木ともゆき
- コロナ禍で マスクの下は 無精ひげ
- 買い物で 密でないのは レジの前
- 自粛中 会議も時短 とは行かず
- 清水町 芳枝
- はてどなた？ マスクゴーグル 冬帽子
- ハックション！ 押さえた手指 どこに行く
- コロナ禍や ドーナツ見ても 横を向き
- マスク慣れ 耳も痛かろ 鼻メガネ
- 声がわり ハスキーボイスと 自惚れて
- にっさい花みず木 平瀬としひさ
- インターホン 「ちょっと待って」と マスク待ち
- 車降り マスク忘れて また戻る
- 芦山町 宮坂ひろゆき
- 感染を 防ぐ良策 ひきこもり
- 日光の サルもおどろく 無為無策
- 芦山町 吉岡茂樹
- 三密を 民に説きつつ スガ宴会
- コロナ禍に ＧｏＴｏトラベル 密壊し
- 安倍さんの ウソに騙され だれ悪い
- 権力者 民より先に 身を守り
- コロナ禍で 五輪やるのと 孫も聞く
- 千代田 美津枝
- コロナ禍で マスクワクチン 稼ぐチャイナ
- コロナ禍で 売り上げ伸ばす モヤシかな
- 関間 よしみゆう
- 化粧せず マスク美人 朝ね坊
- コロナ禍で 守る輪強き ゴリン村
- 金(きん)とれる コロナに勝てば 孫が言い
- オヤジ消え 地震雷 火事コロナ
- クシャミ出た 花粉症シール しぶき顔
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