12月議会の総括質疑と各委員会

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年12月15日

小学校トイレ改修、コロナ対策など盛りだくさん

 開会中の坂戸市議会12月定例会では総括質疑、各常任委員会の審議が終了。交通事業者への支援金などの補正予算案、新型コロナ対策案を中心に審議されました。12月議会は16日に各議案が採決され、閉幕する予定です。

総括質疑 市長・議員、職員ら期末手当減額案など

 11月27日(金曜日)の総括質疑では、

  • 約2千万円の予算で市内小中学校に配置される電子黒板型の大型提示装置取得
  • 学童保育所あおぞらクラブを三芳野児童センター内に移転
  • 議員・市長・教育長、職員の期末手当減額の各条例案

などで質疑がありました。

 答弁では、近隣15市町で電子黒板を配置しているのは7市町とのことでした。

 期末手当減額に関して、市は

  • 人事院勧告を尊重し、0.05ヵ月分を減額する。
  • コロナ禍は公務員も民間も影響は同じ。民間の期末手当との均衡を図るためだ。職員組合からは了承を得ている。

と答弁。

 補正予算案に対しては、大家、片柳両小学校のトイレ大規模改修(洋式化含む)約1億9千2百万円の内容などで質疑。今回の改修後、トイレの大規模改修が残るのは小学校2校、小中一貫校1校、中学校全校になることが明らかとなりました。

各常任委員会・予算決算分科会での質疑

総務文教常任委員会
小中学校に電子黒板、新生児特別給付金を延長

 総務文教常任委員会、同分科会が12月1日(火曜日)に開催されました。

 常任委員会では、

  • 小中学校の電子黒板購入費70台(小学校42台・中学校28台)約2千万円の財産取得
  • 市長、議員、職員等の期末手当の減額等の改正

など4議案が審議されました。

 分科会では、

  • 新型コロナ対策として、本年12月末までの新生児を対象に支給されている特別給付金(10万円)を延長し、来年4月1日までの新生児を支給対象にする(150人分1,500万円)
  • 防災対策として、モーターサイレンを当初の8ヵ所に城山学園等3ヵ所を追加
  • 防災用ラップ式トイレを10台購入など。

それぞれ補正予算で手当てするものです。

あらい文雄議員

市民福祉常任委員会
坂戸中央病院のCT購入費補助

 市民福祉常任委員会、同分科会が12月2日(水曜日)に開催されました。

 常任委員会では、国民健康保険税の法定限度額を77万円から80万円に変更する条例改正案(約195世帯に影響)や、改修後の三芳野児童センター内へ学童保育所あおぞらクラブを移転する条例案ほかを可決。

 分科会での補正予算審議では、市内で唯一新型コロナ患者を受け入れている坂戸中央病院がCT撮影装置を更新するのに伴い、新型コロナの診断や重症度の判断のため、市が購入費の8割を補助することに対して質疑がありました。

 補正予算には、コロナ禍で感染防止対策に取り組み運行する交通事業者への支援策ほかが盛り込まれました。各運行形態に応じて支援金が支給されるほか、さかっちワゴン 運行事業者にキャッシュレス決済導入等費用を支給する内容について審議されました。

平瀬としひさ議員

宮坂ひろゆき議員

環境都市常任委員会
「道路改良」請願受け現地調査

 環境都市常任委員会、同分科会が12月3日(木曜日)に開催されました。

 常任委員会では、大字小山区長らから提出された「道路改良に関する請願書」を審査しました。

 それに先立ち現地調査を実施。現地では、請願の紹介議員をはじめ、請願者である区長や地域関係者から詳細な説明を受けたのち、市役所会議室に戻り、請願内容を審査しました。

 また、同分科会では、森戸橋架替整備事業に関する補正予算について質疑がありました。

鈴木ともゆき議員

トップページへ  サイトマップ  ページの先頭へ  ひとつ前へ

坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629  坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361