災害多様化に消防活動も変化へ

　坂戸市議会の議員研修会が10月15日(木曜日)、市議会議場で開催されました。テーマは「最近の災害等とその対応　消防を取り巻く変化と気象災害」。講師は一般財団法人全国市町村振興会理事長で気象予報士の坂本森男氏。

　坂本氏は、最近の災害に関して、

1. 風水害の大規模化や、社会資本の老朽化等により多様化。
2. 人口減少や少子高齢化、災害に対する人々の認識の変化、最先端技術の活用等による社会全体の変化という二つの要因で消防を取り巻く変化が起きている。

と指摘。消防活動の拡大多様化が求められているということを学びました。

　一方、現状が理解できた半面、それへの具体的な対策はあまり示されませんでした。また、様々な災害が地球温暖化によるものとは限らないとする説明には違和感も。最近の災害の要因や対策についても、自分なりに学習していかねばということを感じました。

平瀬としひさ議員

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