20年8月30日(9月12日更新)
9月定例議会が、9月1日(火曜日)から始まります。会期は、9月1日(火曜日)から9月25日(金曜日)までの25日間です。
市長提出議案は、決算認定9件、条例の廃止1件、財産の取得1件、補正予算3件、人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件、合計15議案となります。
市政一般質問は、9月15日(火曜日)から17日(木曜日)までの3日間です。20人の議員のうち11人の議員が質問通告をしています。日本共産党坂戸市議団は、4人全員が質問を行ないます。
市民の生活とくらしの向上をめざし、皆さんの声を市政に生かすためがんばります。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、引き続き、本会議及び委員会の傍聴は極力ご遠慮いただくことになりました。
傍聴する場合には、必ずマスクの着用をお願いします。傍聴席は定員10名(先着順)となります。
本会議については、インターネットでライブ中継及び録画中継を行なっています。
9月1日 |
9月議会開会10時〜、諸報告、施政方針、議案の上程・提案理由の説明(議案第57号〜第70号) |
9月4日 (金曜日) |
議案の総括質疑10時〜、委員会付託(議案第57号〜第70号) 予算決算常任委員会:本会議終了後〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
9月8日 (火曜日) |
総務文教常任委員会9時〜あらい議員 予算決算常任委員会総務文教分科会:常任委員会終了後〜あらい議員 |
9月9日 (水曜日) |
市民福祉常任委員会9時〜平瀬議員・宮坂議員 |
9月10日 (木曜日) |
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9月15日 (火曜日) |
市政一般質問(4人) ・1番目10時〜宮坂議員 ・2番目11時頃〜鈴木議員 |
9月16日 (水曜日) |
市政一般質問(4人) |
9月17日 (木曜日) |
市政一般質問(3人) |
9月18日 (金曜日) |
予算決算常任委員会9時〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
9月25日 (金曜日) |
10時〜、委員会の審査結果報告〜討論〜採決(議案第57号〜 議案第70号)、閉会 |
日本共産党坂戸市議団の市政一般質問の通告内容は、以下のとおりです。
1.交通手段の充実について
新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、どのようにして経済活動、文化活動を行なっていくのかが課題となっています。市内公共施設は7月1日より利用が再開され、感染防止対策を取りながら、様々な活動が徐々に再開しています。また、遠方への外出は控えるような状況ではありますが、日々の暮らしに必要な買い物や通院のための、比較的短距離の移動は生活をしていくうえで欠かせないものです。
感染への不安が外出を控える要因になっている現状だからこそ、市内公共交通の充実をはかり、市民生活に必要な外出をしやすくすることは、健康の増進や経済の活性化に有効であると考えます。
本市においては長年にわたり市民バスの充実が図られ、 2013年(平成25年)11月には市内循環バスからさかっちバス、さかっちワゴンとなり、 2018年(平成30年)11月には路線の増設を含む見直しが行なわれ、利便性が向上してきました。民間事業者の路線バスが走っていない地域では貴重な公共交通機関であり、市民の交通手段の確保に大変重要な役割を担っています。
しかし、今後高齢化がさらに進行する見込みであることから、交通手段のさらなる充実は、市民の社会参画を促すうえでも重要と考えます。
また、ハード面の充実だけでは充分とは言えません。高齢者、障害者などのいわゆる「交通弱者」の方々が利用できるための支援も伴ってこそ、いつでも、だれでも、どこへでも、安心安全な移動が可能になると考えます。
そこで、以下3点について質問いたします。
- さかっちバス、さかっちワゴンの現状について
- 高齢者、障害者などの移動のための支援について
- さらなる交通手段の充実に向けた取組について
1.本市のまちづくりについて
坂戸市では、人口の減少と高齢化社会の進行に対応するコンパクトでにぎわいのあるまちづくりを推進するため、立地適正化計画の運用を開始し、坂戸駅、北坂戸駅及び若葉駅並びに坂戸市役所の周辺地区を中心拠点に位置づけ、医療、福祉、商業等の都市機能を集約することとしています。
市は、計画に基づく具体的な施策を展開し、人口減少と高齢化が見込まれる北坂戸地区において、若い世代の定住を促進し、持続可能な都市経営を図るため、都市機能の集約と民間活力の導入による公的ストックを活用した、「多世代交流拠点施設」、「定住促進施設」、「賑わい広場」などの拠点整備を目指しています。
今回、北坂戸地区における公的ストック(北坂戸小学校(廃校)用地又は溝端公園)を活用した駅前拠点の再生の可能性を検討するために、民間事業者からの具体的な意見や提案を受け、より実現性の高い基本計画の策定や今後の事業者公募内容の整理に役立てることを目的とし、サウンディング型市場調査を実施しています。
市民の貴重な財産である公的用地売却も視野に入れた調査・検討は、市民生活に重要な問題と考えます。
そこで、以下3点について質問します。
- 立地適正化計画の運用について
- サウンディング型市場調査の結果について
- 北坂戸地区のまちづくりについて
1.台風第19号以降の水害対策について
現在の新型コロナウイルス禍で多くの市民に影響が出ています。その中でも大学、短大等の学生は、保護者の収入減や、学生本人のアルバイト収入減で経済的に非常に厳しい状況だと言われています。最新の調査では大学生の2割が退学を検討しているとの報道もされています。
この坂戸市内にも城西大学、城西短期大学、女子栄養大学、明海大学の4つの大学、短大があります。当然そこに通う学生にも影響が出ています。これらの学生は購買力として本市の経済にも大きく貢献し、またその経済を支える労働力としても貢献しています。それら学生を支援するためにも本市が果たす役割があると考えます。
そういった観点から、以下質問致します。
- 現在までの水害対策の進捗状況について
- 台風第19号の被害を受けての水害対策の考え方について
- 今後目指す水害対策について
2.新型コロナウイルス禍での学童保育所の運営について
学童保育所は、保護者が就労等により昼間家庭にいない場合、学校の授業が終了した放課後等に、児童へ家庭に代わる生活の場を提供しています。
新型コロナウイルスの影響で、例年より一足早く夏休みが終わった小学校は、この8月20日から授業を再開しました。
緊急事態宣言以降、学童保育所は関係機関や保護者の配慮で通所者数を抑えていましたが、現在は通所者数も平年並みに戻ってきています。
その状況で、学校よりも3密状態となりやすい学童保育所では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から様々な対応が必要かと考えます。そういった観点から、以下3点質問致します。
- 緊急事態宣言下での学童保育所の運営について
- 同宣言解除後の学童保育所の対応状況について
- 今後の感染防止を目指す対応について
1.介護保険制度について
2000年4月から導入された介護保険制度は20年が経過しました。65歳以上の第1号被保険者数は2020年3月末で約3554万人になり発足時の約1.6倍に、要介護認定者数は約669万人で約3倍になっています。
介護保険制度はこの20年間様々な制度改正が行われてきました。特に2017年の大幅な介護保険制度改正の影響を受けた2018年から2020年度の第7期介護保険事業計画は、2021年3月までと残りわずかとなりました。コロナ禍の中での取組は想定外の状況もあると考えます。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、今年度の国の次期介護保険制度改正に少し遅れが生じていると推測されますが、2021年度から2023年度までの第8期介護保険事業計画策定に向けた取組などについて、以下2点について質問します。
- これまでの介護保険制度の取組状況について
- 第8期介護保険事業計画策定について
2.浸水等の災害時の避難について
坂戸市内でも大きな被害を受けた昨年の台風第19号襲来から10ヵ月が経過し、台風シーズンとなりました。
市内では堤防決壊などにより床上・床下浸水など大きな被害が発生しました。
昨年の台風第19号以後、国・県・市により今後の対策が急ピッチに進められていますが、大きな事業は中長期な取組になります。昨年以上の台風を考慮すると、かけがえのない命を守る行動は、いかに避難行動を敏速に進めるかと考えます。
そこで、以下の3点について質問をします。
- 要配慮者利用施設の避難体制について
- 障害者の避難について
- 水害発生時の広域避難について
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361