決壊した越辺川堤防の復旧について

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年7月30日

20年6月議会市政一般質問

あらい文雄議員

質問 未曾有の被害をもたらした昨年10月の台風第19号から7ヵ月が経過し、今年も台風シーズンを迎える、決壊した越辺川の堤防復旧工事の進捗状況は。(写真をクリックすると大きくなります)

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答弁 昨年の台風第19号では越辺川右岸の川越市平塚新田地先において、約70メートルの区間に渡り堤防が決壊し、本市東部地区では、住家等に甚大な被害が発生、緊急工事は、10月24日に完成、その後、本格的な堤防のの復旧工事は本年2月上旬に工事に着手し、4月下旬までに堤防盛土が完成。護岸工等を実施し、7月下旬の完成を目指し工事を進めている。

質問 復旧工事後の堤防はどのように補強されるのか。

答弁 復旧工事後の堤防は、被災前より約1メートル高く、幅は下幅で約16メートル広がる。堤防法面にはコンクリートブロック張りや遮水シートなど、堤防天端の舗装などを実施する。

復旧工事のイメージ図の写真:Enterすると大きくなります

質問 昨年の台風19号では越辺川の堤防が5時25分頃決壊したが、市民に周知したのは2時間も経過した後だった。これでは市民の命が守れない。堤防決壊を早期に発見するための取組は。

答弁 今年度中に越辺川に危機管理型水位計を5カ所設置予定。簡易型河川監視カメラは17ヵ所設置予定。

ショベルカーの写真:Enterすると大きくなります

質問 今年の台風シーズン(8月〜)までには一部の対策しか進まない。堤防決壊時の周知方法は。

答弁 防災行政無線、緊急速報メール、メール発信サービス及びツイッター等を使用して、速やかに周知する。

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質問 避難所における収容人員の確保は。

答弁 避難所の収容人員確保のため、小中学校の避難所については、体育館のほか教室を使用する、公民館などの公共施設も一時的な避難所として使用したい。

三芳野大排水路の早期整備を

質問 市内東部地区の田園地帯を流れる、三芳野大排水路は延長約3キロメートルに及びます。毎年予算を計上し工事が進められているが、整備済み箇所は4割程度にとどまっている。昨年の台風19号の影響もあり各所で法面の崩落が進んでいる、早期の整備が必要だが進捗は。

三芳野大排水路の写真:Enterすると大きくなります

答弁 県道上伊草坂戸線までは予定より1年前倒しして、令和2年度(本年度)の完成を予定している。

質問 残された県道上伊草坂戸線より上流区間の早期整備が必要だがどのように考えているのか。

答弁 昨年の台風の関係で三芳野耕地周辺に遊水地計画があり、整備方法を検討していく。

質問 昨年の台風もあり法面の崩落が各所で進行している。今後どう対応するのか。

答弁 現地調査を行い、支障ないよう応急処置を講じていきたい。

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