公民館など施設再開

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年7月24日

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月初めから利用停止になっていた公民館や図書館など市内公共施設の一般利用が7月1日から再開されました。日本共産党坂戸市議団は、各公共施設を訪れ、再開後の様子を視察しました。(写真をクリックすると大きくなります)

名簿記入で戸惑いも

入西地域交流センター・大家公民館・城山公民館

注意書きの写真:Enterすると大きくなります

 入西地域交流センター職員の話では「社交ダンス等、接触が心配され活動自粛している団体以外は団体・個人利用ともコロナ前の状態に戻った。ただ、参加人数については各団体とも配慮しているようだ」と。

 一方、利用者からは市に対し「いつ予約が再開したのかわからず、希望日に予約が取れなかった。もっと市民にわかるように周知してほしい」との声も。

 入西地域交流センター、大家公民館、城山公民館で利用者に聞くと、共通しているのは利用者名簿への記入について。「住所や名前を書くのは面倒だが、仕方がないか」とあきらめ顔の人がいる半面、「名前はともかく、住所まで書かせるのはどうか」との声も。

 体育館利用者からは「3月から待ちに待った利用再開。感染を不安視する数名の会員以外は皆、戻ってきた。名簿記入、アルコール消毒、体温測定、換気はあるが、それもじきに慣れてくる」と再開を心から喜ぶ声。そんな中でも感染不安からマスクをしたまま運動する利用者も見られます。

平瀬としひさ議員

感染防止に細心の注意

中央図書館

入口の看板の写真:Enterすると大きくなります

 注意事項の大きな看板が目を引きます。中に入るとまず氏名と連絡先、体温を記入します。万が一、利用者に感染が判明した場合に追跡できるようにとのこと。

 新聞の閲覧ができないせいか、館内は以前とは打って変わってがらんとしていました。そして「手に取った本は書架に戻さずにこちらにお入れください」という貼り紙がされた箱がカウンター前にズラリと並び、細心の注意を払っていることがうかがえました。

オルモでの注意書きの写真:Enterすると大きくなります

坂戸市文化施設オルモ

 開け放たれた窓から舞踊サークルのものと思われる音楽が聞こえてきました。種々の集まりは再開されていますが、やはり「3密」を避けるための換気は必須のようです。

 ロビーに入るといるのは職員の方のみ。利用者のいない軽食店の「お弁当テイクアウト」の貼り紙に、まだまだ新型コロナウイルスの影響は長引きそうだと感じました。

宮坂ひろゆき議員

「密」回避策で困惑の声

坂戸駅前集会施設・坂戸市ワークプラザ

 人が集まることを目的にしている施設なので、ソーシャルディスタンスの確保は必須。

 「こんな大きな部屋はいらないのに」といった困惑の声が届いている、と施設職員は言います。本来の利用人数の半数で考えても、一定の間隔を空けざるを得ず、大きな部屋を借りなくてはならないからです。

 また、パソコンやスマートフォンなどで利用予約ができる「坂戸市公共施設予約Webサイト」開設で利便性が上がったのに、新型コロナウイルス問題がブレーキをかけていることに、職員は残念がっていました。

鈴木ともゆき議員

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