コロナ要望に市回答

　新型コロナウイルスの市の対策について、共産党市議団が５月27日(水曜日)に石川清市長に提出した第３弾の要望書に対して６月11日(木曜日)、市から回答がありました。

回答の概要は次の通り。

【実施（支援）するもの】

(１)市立図書館での書籍等の貸し出し再開

• ５月30日から郵送による貸し出しを開始、窓口での書籍貸し出し再開に向け取り組んでいきたい。

(２)学校給食の給食費補助

• ３月〜４月の臨時休校に伴いキャンセルできない食材費等を公費で負担、５月も同様に対応、保護者負担の軽減を図りたい。

(３)学校給食用食材納入業者への支援

• 加工賃の一部補助、衛生環境改善費用の補助

(４)児童生徒の学習の遅れの克服支援

• 夏季・冬季休校中や土曜日の授業、個別指導

【支援しないもの】

(１)水道料金、下水道料金の減免

• 実施予定なし

(２)小規模事業者融資への利子補給

• 日本政策金融公庫や埼玉県が実施している活用を

(３)小規模事業者への家賃補助

• 検討していない

(４)2020年４月28日以降生まれへの給付金支給

• 国、県の動向を注視

　コロナ禍で日本共産党坂戸市議団が市長に提出した３回目の要望について、回答がありました。一部に前進面もありますが、ほとんどが国等の動向を注視、実施する予定はない、検討していないとの回答でした。

　住民の生活の一助にと他自治体で実施されている上下水道料金減免には、「実施の考えはない」としたのは残念です。県下市町村では市民生活を考慮して各種施策が進められています。

　国の第２次補正予算に関連して、７月中に提示される予定の補正予算に、少しでも取り入れられるように引き続き取り組んでいきます。

日本共産党坂戸市議団

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