児童・園児等の保護者激白

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年7月3日

コロナ禍に思う(1)

 新型コロナウイルス禍で子育て中の保護者が何に困っていて、何を求めているのか。市内に住み児童や園児を持つ30代〜40代の保護者の方々に、平瀬としひさ議員が聞きました。行政への注文や思いが語られています。

丸投げ!丸投げ!丸投げ!

 Aさんは小学生の子どもを持つ母親。「休校中は学童に持参させる弁当作りで親はひと苦労。学校からの課題も、親では対応できない」と嘆息。

 「休校明けも『子ども同士離れてね』と言われても実際の対応は困難。文科省は自治体に丸投げ。自治体(教育委員会)は学校に丸投げ。学校は家庭に丸投げ。リモートの授業にせよ。親は仕事を休まざるをえない。もっと子ども目線でお願いしたい」と注文をつけます。

自主休園児に手だてを

 幼稚園の子どもを持つ母親Bさん。「幼稚園は再開したが、「密」にならないか安全面が不安で、自主休園させている。再開までは手遊び、読み聞かせ等、園からの動画配信も充実していたが、再開後は更新もなし。自主休園させている園児にも選択の幅を持たせてほしいのと、送迎バス費用負担等はどうなるのか。行政からフォローできないのか」と訴えます。

 一方、保護者支援についても声が上がりました。「保護者のメンタル面へのフォローがほしい。(保護者の)親に子の面倒を見てもらうにしても、現状では遠くからは呼びにくい。そのための検査体制もない。PCR検査の体制も市民に知られていない。総合的な相談窓口を市役所に設置してほしい」と切実。

「水害対策不安」と被災者

 「コロナ禍の対策優先で、水害対策がおろそかにならないかとの不安がある。梅雨から台風への時期が来る。昨年の台風19号の抜本的対策がなされていない中で、今年の被害が心配。家の修理が終わったばかりで、また昨年のような被害に遭うのは耐えられない」との声も聞かれました。

トップページへ  サイトマップ  ページの先頭へ  ひとつ前へ

坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629  坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361