6月議会でコロナ禍支援予算可決

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年6月24日

 新型コロナ禍ただ中の6月定例議会は6月17日(水曜日)、市長提出20議案すべてを可決・承認し、23日間の会期を終了。国からの100億円を超える特別定額給付金事業、子育て世帯臨時特別給付金をはじめとする補正予算などが審議されました。

 主な議案は、専決処分含む一般会計補正予算2件、国が支給する「特別定額給付金」、市独自の「小規模事業者臨時給付金」「児童扶養手当・就学援助世帯臨時給付金」、学校コンピュータ整備事業、サツキクリーンセンターの災害復旧工事など。

子育て支援センター、旧溝端保育園へ移転

 子育て家庭の支援と相互の交流の場を提供するためとして、子育て関連法に基づき条例を制定。坂戸保育園内にある子育て支援センターを旧溝端保育園に移転するというもの。

 委員会では「旧溝端保育園は施設の老朽化で閉園にしたのでは?」との質疑に「令和元年度に必要な修繕(内装・トイレ・空調など)を実施し移転に備えた。利用者らに周知して7月1日から移転予定」との答弁。

関間千代田線立体交差へ2026年完成予定

右の写真:Enterすると大きくなります

 都市計画道路関間千代田線について、立体交差建設工事に関する協定と、関連する道路工事請負契約締結についての2つの議案を審議。(写真をクリックすると大きくなります)

 東武東上線を挟んで関間地区と千代田地区を結ぶ道路の関間千代田線は1996年(平成8年)2月に都市計画決定がされ24年が経過しました。

 東上線の踏切(関間)が狭く片側通行のため、車の往来などに不便。これまで多くの議員が早期開通を求め委員会質疑、一般質問などで取り上げてきました。

 坂戸市の工事計画によると、

立体交差予定地の写真:Enterすると大きくなります
  1. 東武東上線との立体交差建設工事に関する協定は、東武鉄道鰍ニ約13億4,200万円で締結するもの。工事期間は2024年(令和6年)3月31日まで。
  2. 関連する関間4丁目の区画整理地内交差点から千代田の県道川越・坂戸・毛呂山線までの街路新設工事は、轄ヲr(さいたま市浦和区)が約20億1,700万円で落札し、請け負います。

 工事期間は議決日(2020年6月17日)から2026年(令和8年)3月19日まで。

【工事概要】

区画整理地区の写真:Enterすると大きくなります
  1. 道路延長 660メートル、幅員12メートル(車道7メートル、歩道(両側)2.5メートル)
  2. 構造 立体交差化

 総事業費は今回の2議案を含め約43億5,000万円であることが環境都市常任委員会予算決算分科会質疑で明らかになりました。

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