新型コロナ タクシーが悲鳴

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年6月1日

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の「緊急事態宣言」で不要不急の外出自粛が叫ばれています。人がいなければ商売が成り立たない典型がタクシー業界。乗務員は利用客の激減で給料に響くのに加え、密室でウイルス感染の恐怖にさらされています。5月中旬、市内のタクシー会社の乗務員に話を聞きました。

手取り10万円切るかも

 「コロナの前は月60万円ほどの売り上げがあったが、半分以下に落ち込んでいる。5月はさらにひどい。乗務日数も減らされ、給料が手取りで10万円を切るかもしれない」

 乗務員は暗い表情で話します。給料は歩合給なので、売り上げの減少はそのまま収入減に直結します。感染への不安に対して「それはいつもある。病院に呼ばれるのは怖いが、生活があるので仕事は休めない」とあきらめ顔。

 「何にせよ政府の対応は遅い。今すぐに現金支給がないともたない。(特別定額給付金の)10万円も1回じゃどうにもならない。所得が低い人のことを何も考えていない。毎月でも10万円じゃ足りない」と射るような眼差しで訴えます。

 安倍自公政権が右往左往している間に、消費税増税と相まって国民生活は危機に直面。貯蓄の余裕などない低所得層ほど深刻です。政府は今すぐに継続的な補償を国民に約束し、速やかに実行するべきです。

宮坂ひろゆき議員

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