20年5月24日(5月30日更新)
6月定例議会が5月26日(火曜日)から始まります。会期は、5月26日(火曜日)から6月17日(水曜日)までの23日間です。
市長提出議案は、新型コロナウイルス関連が主で、国が決めた「特別定額給付金」(1人一律10万円)、「子育て世帯への臨時給付金」、坂戸市独自の支援策「小規模事業者臨時給付金」「児童扶養手当受給者及び就学援助準要保護世帯臨時給付金」の専決処分など支援策に関する議案です。
専決処分の承認1件、条例の一部改正・制定12件、規約の変更1件、人事案件1件 基本構想の一部変更1件、工事請負契約・基本協定の締結2件、補正予算2件、合計20議案となります。
大きな事業として、都市計画道路「関間千代田線」立体交差工事に関する基本協定と工事請負契約の締結に関する議案が出されています。
市政一般質問は、6月9日(火曜日)から11日(木曜日)までの3日間です。20人の議員のうち12人の議員が質問通告をしています。日本共産党坂戸市議団は、4人全員が質問を行ないます。
市民の生活とくらしの向上をめざし、皆さんの声を市政に生かすためがんばります。
5月19日の議会運営委員会で6月議会の傍聴について協議した結果、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、3月議会に引き続き、本会議及び委員会の傍聴は極力ご遠慮いただくことになりました。
傍聴する場合には、必ずマスクを着用すること、傍聴席は定員10名(先着順)とすることなどを取り決めました。
なお、1階フロアの議会中継モニターは、特別定額給付金の対応窓口設置に伴い利用できません。
本会議については、インターネットでライブ中継及び録画中継を行なっています。
5月26日 |
6月議会開会10時〜、諸報告、施政方針、議案の上程・提案理由の説明(議案第36号〜第55号) |
5月29日 (金曜日) |
議案の総括質疑10時〜、委員会付託(議案第36号〜第55号) 予算決算常任委員会:本会議終了後〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
6月2日 (火曜日) |
総務文教常任委員会10時〜あらい議員 予算決算常任委員会総務文教分科会:常任委員会終了後〜あらい議員 |
6月3日 (水曜日) |
市民福祉常任委員会10時〜平瀬議員・宮坂議員 |
6月4日 (木曜日) |
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6月9日 (火曜日) |
市政一般質問(4人) |
6月10日 (水曜日) |
市政一般質問(4人) ・2番目11時頃〜鈴木議員 |
6月11日 (木曜日) |
市政一般質問(4人) ・1番目10時〜宮坂議員 ・2番目11時頃〜あらい議員 ・4番目14時頃〜平瀬議員 |
6月12日 (金曜日) |
予算決算常任委員会9時〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・宮坂議員 |
6月17日 (水曜日) |
10時〜、委員会の審査結果報告〜討論〜採決(議案第36号〜 議案第55号)、閉会 |
日本共産党坂戸市議団の市政一般質問の通告内容は、以下のとおりです。
1.学校の屋内運動場の環境整備について
地球温暖化の影響により長期的傾向として猛暑や豪雨は、深刻化する傾向にあります。そのような中、学校へのエアコン設置は子どもの命と健康を守り、学びを保障するために必要であると、全国的に公立学校でのエアコン設置が進んでいます。文部科学省が2019年9月19日に発表した、全国の公立学校施設の空調(冷房)設備の設置の状況調査の結果によると、同月1日時点の設置率は普通教室で78.4%(前年同期比18.2ポイント増)、特別教室で50.5%(同6.5ポイント増)だったのに対し、体育館等は3.2%(同1.2ポイント増)にとどまっております。なお、普通教室の設置率は今年度末までに9割に達する見込みとなっています。
坂戸市では、小・中学校の普通教室、特別教室のエアコンの設置が進んでいる状況ですが、屋内運動場には設置されていません。全国的にも屋内運動場の設置率は3.2%にとどまり進んでいない状況です。屋内運動場の異常な暑さから子どもの健康への影響が懸念され、本市でも屋内運動場へのエアコン設置の要望が高まっている状況です。
また、教育環境のみならず地震や豪雨などの災害が相次ぐ中で、災害時に避難所となる屋内運動場へのエアコンの設置は被災地はもとより、全国的な課題として受け止められている重要な問題です。屋内運動場への避難時に新型コロナウイルス感染症が問題となる中で避難所の対応をどう進めるのかは重要と考えます。
そこで、以下3点について質問します。
- 屋内運動場の環境整備の現状について
- 屋内運動場へのエアコン設置の考えについて
- 災害時に避難所となる屋内運動場の環境整備について
1.飯盛川の水害対策について
坂戸市は、面積約40平方キロメートルの中に、高麗川、越辺川、飯盛川、葛川、大谷川、谷治川と多くの河川をかかえており、特に、高麗川は県下一の清流ともいわれ、ある意味では「水豊かな市」ともいえると思います。しかし半面、近年の地球温暖化の影響ともいわれる、異常降雨による河川の増水での被害は深刻さを増しています。特に、昨年の台風第19号による坂戸市内の被害は甚大なものであったと認識しております。
飯盛川は日高市の旭ヶ丘を源として、坂戸市の中心市街地を雨水幹線として流れ、片柳地区内で東に流れを変え、一級河川として小沼地区で飯盛川樋門を経て越辺川に合流します。当該管理は、雨水幹線部分が「坂戸、鶴ヶ島下水道組合」、一級河川部分は「埼玉県」と異なっています。しかし、水害対策となれば、坂戸市が全体を把握しての行政対応が求められてくると考えます。
飯盛川は、都市化された中心市街地を流れる河川の特徴として、雨水の調整機能にも一定の制約があるとも考えられ、それだけに、短時間の集中豪雨時の水位の上昇は早く、市街地下流部での被害が集中的に発生しその対策の必要性を痛感するところであります。
そこで、次の2点について質問します。
- 飯盛川の水害対策の現状について
- 飯盛川の水害対策の今後の取組について
1.三芳野大排水路について
市内東部三芳野耕地中央部を南北に流れる、三芳野大排水路は、三芳野耕地の幹線排水路であるとともに水田に水を供給する重要な水路で、延長約3キロメートルにおよびます。毎年予算が計上され工事が進められていますが、整備済み箇所は4割程度にとどまっています。昨年の台風第19号の影響もあり各所で法面の崩落が発生しています。
そこで、以下の質問をします。
- 三芳野大排水路の早期整備について
2.東部地区の水害対策について
未曾有の被害をもたらした昨年10月の台風第19号から7ヵ月が経過しました。
市内東部地区では、1999年(平成11年)8月の熱帯低気圧による集中豪雨で、飯盛川及び大谷川合流部での越辺川からの逆流により大きな洪水被害が発生、その後地域をはじめ国県市などの努力により飯盛川、大谷川の2ヵ所に排水機場が建設され、地域としては水害への心配が少し遠のいたと思われていた矢先、昨年の台風第19号により越辺川の堤防が決壊し大水害が発生しました。
今年もあと数か月後には台風シーズンを迎え、水害の被害地域をはじめ今後の取組に期待が高まっています。
そこで、以下の3点について質問をします。
- 決壊した越辺川堤防の復旧工事などの進捗について
- 堤防決壊時の周知について
- 高警戒レベル時の避難所について
1.新型コロナウイルス禍のもとでの学生支援について
現在の新型コロナウイルス禍で多くの市民に影響が出ています。その中でも大学、短大等の学生は、保護者の収入減や、学生本人のアルバイト収入減で経済的に非常に厳しい状況だと言われています。最新の調査では大学生の2割が退学を検討しているとの報道もされています。
この坂戸市内にも城西大学、城西短期大学、女子栄養大学、明海大学の4つの大学、短大があります。当然そこに通う学生にも影響が出ています。これらの学生は購買力として本市の経済にも大きく貢献し、またその経済を支える労働力としても貢献しています。それら学生を支援するためにも本市が果たす役割があると考えます。
そういった観点から、以下質問致します。
- 市内の大学、短大に通う学生への支援について
2.さらなる学校給食の改善について
2019年3月議会での学校給食に関する一般質問で市は、調理室へのエアコン設置、食物アレルギー除去食の導入等について検討する旨を答弁しました。現在、それから1年3ヵ月近くが経とうとしています。
また、今年の夏は猛暑となる予想が出されていますが、特に新型コロナウイルス禍の影響で今年度は夏休み中にも小・中学校の授業実施が計画されています。その際の給食対応についても気になるところです。
そういった観点から、以下3点質問致します。
- 調理環境面での改善進捗状況について
- 安全安心な学校給食にするための取組について
- 学校給食を活用した児童生徒、保護者の支援について
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361