20年4月10日
3月19日(木曜日)に坂戸市議会本会議の傍聴に行った時のこと。私のすぐそばに居られた高齢の女性は「吉岡しげき議員が登壇する最後の場をしっかりと見届けたく傍聴に来ました。私は目が悪く眼鏡をかけても遠景は見えないので常用のオペラグラスを持参しましたが、規則に反すると使用を禁止されました。この場からは顔の識別ができずに残念です」と私に語られたのです。
私は傍聴席から議事の休憩中に「禁止するとはあまりにもおかしい。パラリンピックの年、障害をお持ちの方に『寄り添う、やさしくする』は国を挙げての大方針ではないですか? 使用を認めるべきです」と古内秀宣議長に問いかけましたが、規則を盾にして使用を認めませんでした。
市議会傍聴規則第12条では、傍聴席に入ることの出来ない者を次のように定めています。
視覚の補助具などはどこにも書かれていません。ご婦人は「代弁に感謝申し上げます。初めて来たのですが議会ってすごく怖い所で驚きました」と静かに感想を述べて帰られました。心中いかばかりだったでしょう。
平瀬としひさ議員への辞職勧告決議の強行もかかる議会体質のなせる業。安倍支持勢力による無法な議会運営を蔓延させてはならないと痛感した3月議会の最終日でした。
緑町 今野 強
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