新型コロナで市民は

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年4月8日

坂戸でも感染発生

 新型コロナウイルスは依然、世界中で猛威を振るっています。東京五輪も延期に。そして坂戸市でも初の感染者が発生。この状態からいつ脱せるのか、見通せません。

 坂戸市のホームページによると、石川清市長(新型コロナウイルス感染症対策本部長)は3月24日、本市で初めて新型コロナウイルス感染症の陽性患者が発生したと発表しました。同日のPCR検査で判明。市内の60代会社員男性で18日から38度ほどの発熱があり、家族1人と同居していると伝えています。

 市は感染拡大防止に「手洗い、咳エチケット、不要不急の外出を控えるなど、基本的な感染症対策の励行等をお願いします。冷静な行動を心がけてください」と市民に呼びかけています。

 市内の小中学校の休校や公共施設が休止。児童生徒のストレス、休業を余儀なくされている親御さん、飲食店や小売店などの客足減。市民の不安と苦悩が続きます。市民から共産党市議団に寄せられた声を紹介します。

児童・生徒の行き場確保に
図書館の本貸し出し再開を

 市内に住む70代の男性は、元高校教師から「3月初めから小中学校などが休校になり、児童生徒の行き場がありません。せめて図書館の本の貸し出しぐらいは再開すべきではないでしょうか」との声が出ていると話します。

 秋田県の大館市立図書館では、休み中の子どもたちが読書を楽しめるように、普段は10冊までの本の貸し出しを無制限にし、さらに貸出期間も1週間延長。同図書館ホームページには「本の貸出・返却については通常通りご利用いただけます」とあります。こうした配慮が求められるのではないでしょうか。

あらい文雄議員

消費増税と二重苦 飲食店・雑貨店

 昼食に立ち寄った市内の飲食店では、「新型コロナウイルスの影響は?」と聞くと、「コロナだけじゃないね!

 消費税10%増税後、客足が遠のき影響が出たなと思っていたら、今回のコロナ問題でダブルパンチだよ! こんなにお客さんが来ない状況は、これまで経験したことがないぐらい」と嘆きます。

看護師 新ウイルスに恐怖

 市内の病院で、看護師に話を聞くと「マスクも不足し、1日1枚でしのいでいる状況。コロナウイルス患者対応のための防護服やゴーグルなど数量もなくとても不安」「患者さんも熱がある場合は告知してもらわないと困るが、黙って待合室にいる方も多く少し怖い」「感染予防を強化するなら、国が責任をもってマスクなどの物資を確保してほしい」と語っていました。

鈴木ともゆき議員

お客さん激減!増税に追い打ち

 小物野菜も置く生活雑貨店のおかみさんは「店の前を歩く人がグッと減ったもんね。学校が休みなのに子どもの姿もあんまり見ない。家ン中にじっとしているのかね? お客さんも減ってるよ」と落胆。昨年消費税10%増税時に「計算が複雑になるし、プレミアム還元なんてうちは全く関係ないよ」と怒っていました。

 「新型コロナ」でさらに追い打ちがかかっているなと深刻さを感じました。

吉岡しげき議員

トップページへ  サイトマップ  ページの先頭へ  ひとつ前へ

坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629  坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361