市議会だよりに「辞職勧告相当」

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年4月4日

 坂戸市議会3月定例会は3月19日(木曜日)に閉会。最終日の本会議には4議員が連名で「平瀬敬久議員に対する議員辞職勧告決議について」とする議案が提出され、審議の結果、賛成13、反対4の賛成多数で採択しました。

 これを受けて、日本共産党坂戸市議団は同日、「不当な決議だ。議会の名誉と品格を損なう」と抗議し、撤回を求める声明を発表しました。

 一議員の進退に関わる議案でもあり、傍聴席は超満員。提案者のひとり柴田文子議員(公明党)が議員政治倫理審査会の最終報告書と同文の提案理由を読み上げ、日本共産党の新井文雄議員が質疑。

 提案者が、即答できなかったり「政倫審で審査済み」と繰り返し答えたりする場面も。「政倫審の様子を知らない市民には不親切だ」という指摘も一部から出ていました。

 その後、決議案に反対(2人)・賛成(2人)の立場からの討論を経て、採決へ。

 政倫審の最終報告書では「議員辞職勧告相当」でしたが、その結論の扱いをめぐり議会運営委員会で意見が一致せず、古内秀宣議長へ差し戻された経緯があります。

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