被災者支援 正念場

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年2月21日

 72年前のキャサリン台風(1947年)以来の戦後最大級の台風19号が襲来して3ヵ月が過ぎました。この間、台風被害支援に関する活動に多くの時間を割きました。越辺川の堤防決壊という予想だにしなかった大水害に、改めて自然の猛威への対処について考えさせられました。(写真をクリックすると大きくなります)

復旧工事の堤防の写真:クリックすると大きくなります

 キャサリン台風では旧勝呂村(島田)、旧三芳野村の数ヵ所で堤防が決壊し、人的被害も発生しました。その後、長期間にわたり越辺川の堤防改修が進められました。そして1999年の水害を機に、地元住民と私たち議員らが力をあわせ、飯盛川・大谷川合流部に樋門と排水機(ポンプ)場が設置されました。しかし、今回の台風19号では越辺川の堤防が決壊し、なすすべが有りませんでした。

 今回の東部地区の被災者は、東坂戸は高齢者世帯、三芳野地域では築10年前後の戸建て住宅で小中学生のいる若い世代です。

聞き取り調査の写真:クリックすると大きくなります

 今の生活のうえに被災箇所の修復などが重なるため、公的支援を被災者は熱望していますが、国などの支援制度は制約が多く、被災者の立場に立った制度には程遠いのです。

 被災者にとっては、これからが生活再建に向けての苦難の道です。行政と議員、そして心ある市民がどう向き合っていくのかが問われています。

あらい文雄議員

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