19年12月22日
日本共産党の伊藤岳参院議員と埼玉県議団が10月30日(水曜日)、台風19号による越辺川の氾濫で大きな被害を受けた市内紺屋の農家や県営住宅の訪問調査を行ないました。柳下礼子、村岡正嗣、守屋裕子の各県議、埼玉県農民運動連合会の松本慎一副会長らが参加し、私(あらい文雄)が案内をしました。(写真をクリックすると大きくなります)
一行は、米・小麦などを栽培する「株式会社原農場」会長の原秀夫さんと息子さんで社長の伸一さんから被害状況を聞きました。原農場では浸水でトラクターやコンバインなどが使えなくなり、概算1億円近い被害を受けたといいます。
伸一さんは2014年の大雪被害では、被災農家の再建費用を国・県・市町村が9割補助したことに触れ「今回もぜひ、同等の支援をお願いしたい」と話しました。
伊藤岳参院議員は「県内の農業は大きな被害を受けている。食を支える農家を、国と県、自治体で全面的に支援することを求めて頑張ります」と話しました。
私も、坂戸市議会でも補正予算(専決)を組み台風19号の対応にかかる経費の予算化を進めているので、今後の議会で、しっかり取り組んでいきたいと伝えました。
その後訪問した県営東坂戸団地は、250世帯(5階建て)中の1階50世帯全てが床上浸水しました。
団地の屋外で見回りをされていた自治会長の牛久保哲雄さんに出会い、当時の様子を伺いました。
「13日(日曜日)の午前3時ごろに水が来たことに気づき、腰上まで水につかりながらハンドマイクで避難を呼びかけて回りました。1階のほとんどの部屋の畳と冷蔵庫などの電化製品、自動車、団地自治会の備品もダメになった、1階は80歳前後の高齢者が多いので今後の生活再建が大変です」などと話されました。
守屋裕子、村岡正嗣県議会議員らは皆さんの意見要望を県に伝えていくとともに議会でもしっかり取り組んでいきたいと語りました。
その後、坂戸市の避難所三芳野公民館を訪問、避難者の話を伺うとともに、清水満夫市教育部長からこれまでの避難所の取り組みを伺いました。
帰路途中に、災害廃棄物仮置場の石井水処理センターも見学しました、伊藤岳参院議員が「手間はかかるが分別して置き場を分け、後処理がスムーズにいく坂戸市の取り組み方」を感心していました。
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