台風19号 甚大な被害

日本共産党坂戸市議団 新さかど

19年12月10日

記録的大雨 越辺川の堤防決壊

 関東地方を直撃した台風19号による影響で、埼玉県内では2人が死亡、30人が負傷したほか、浸水家屋が約5200棟(10月23日現在)と甚大な被害が発生しました。当時の様子を写真で掲載します。(写真をクリックすると大きくなります)

水没したゴミ収集車の写真:クリックすると大きくなります  救助ボートの写真:クリックすると大きくなります

 なかでも、坂戸市、東松山市、川越市などでは都幾川や越辺川の堤防が決壊したため住宅地や農地に濁流が押し寄せ被害を拡大させました。

避難所に最大時3700人

 坂戸市の東部三芳野地区では、台風が去ってひと安心した10月13日(日曜日)早朝に越辺川の堤防が決壊、市は横沼、紺屋地区などに「警戒レベル5(最大級)」を発令し、緊急避難を呼びかけ。東坂戸団地では5階建ての1階部分が浸水し住民が孤立。紺屋、横沼などと合わせ、消防が救命ボート等により216人を救助。市内の道路は県道上伊草坂戸線や木製橋の八幡橋、島田橋などが通行止めになりました。

冠水した上伊草坂戸線の写真:クリックすると大きくなります  通行止めの三芳野若葉線の写真:クリックすると大きくなります

 坂戸市は小中学校や公民館など23ヵ所に避難所を開設。最大時3693人(12日(土曜日)20時30分時点)が身を寄せました。

外に出られない東坂戸団地の写真:クリックすると大きくなります  東坂戸団地での増水の写真:クリックすると大きくなります

10月2日(土曜日)13時に浸水想定区域(ハザードマップ白地以外の地域)に避難準備(レベル3)を発令。防災無線、広報車、ホームページで周知。

郵便局前の道路の写真:クリックすると大きくなります  稲わらがたまった道路端の写真:クリックすると大きくなります

10月12日(土曜日)16時浸水想定区域に避難勧告発令。

浸水したカントリーエレベーターの写真:クリックすると大きくなります  激流に耐えた島田橋の写真:クリックすると大きくなります

 以上の結果、各地の避難所に市民が避難、一部の避難所では収容しきれず混乱が生じました。駐車場の問題等を含め、今後の課題として検討していくことになりました。

避難所への避難人数(10月12日20時30分坂戸市発表)

  • 三芳野小 88人
  • 勝呂小 217人
  • 住吉中 306人
  • 上谷小 0人
  • 勝呂公民館 115人
  • 三芳野公民館 不明
  • 勝呂公民館 115人
  • 入西小 310人
  • 大家小 300人
  • 若宮中 78人
  • 城山学園 21人
  • 千代田小 300人
  • 南小 176人
  • 坂戸中(武道場含む)399人
  • 千代田中 165人
  • 城山公民館 56人
  • 入西地域交流センター 237人
  • 旧北坂戸小 128人(北坂戸公民館から変更)
  • 大家公民館 115人
  • 中央公民館 76人(浅羽野公民館から変更)
  • 坂戸ろう学園 400人
  • 合計 3693人
浸水した赤尾地区の写真:クリックすると大きくなります  増水で通行止めの写真:クリックすると大きくなります

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