松代大本営

日本共産党坂戸市議団 新さかど

19年12月1日

【寄稿】日韓問題に思うこと(1)

 戦中に長野県松代に「大本営」及び「天皇」の居場所を造ろうとして、山に穴を掘ることになりました。その広さはいいかげんなことではないから、たくさんの人手が必要です。

 日本人だけでは足りず、朝鮮の人々に働いてもらうことになったらしいのです。どうしてこのことがわかったかというと、私はそこを訪れて大本営穴の入り口にある大きな石碑を見たからです。その石碑は韓国語で彫られています。そのままに読むことはできませんが、この穴を掘るのにたくさんの朝鮮人が犠牲になったことが知らされているのです。

 大きな石碑を建てたのですから、朝鮮人への感謝を込めているのだろうと思います。

 穴の中にも入ってみましたが、すごい広さがずっと続いていました。これを手掘りしたのですから、その体力の消耗はすごいものだったでしょう。

 せっかく苦労して造った穴も実際には使わずに敗戦となりました。いいかげんな計画をしたものだとあきれてしまいます。

元町 新井竹子

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