19年10月21日
関東地方を直撃した台風19号は、坂戸市内にも大きな被害をもたらしました。(写真をクリックすると大きくなります)
床上・床下浸水などの被害の多くは、坂戸市が把握している範囲では、入西地区と三芳野地区に集中しています。
上陸前の10月12日(土曜日)午前中、石井の方から「石井鬼橋調整池が溢れそうなので、台風が心配だから見に来てほしい」との電話があり、大雨のなか現地へ向かいました。
先日の台風15号の際には8割〜9割だったのが、今回は台風19号が来る前から、ほぼ満杯の状態でした。
11時には坂戸市災害本部および坂戸市議会災害対策本部が設置され、避難所を13ヵ所設置、各議員の地域での災害情報収集の報告体制が確立しました。
その後、台風本番に備え大谷川と飯盛川排水機場のポンプが稼働を開始しました。
19時頃、高麗川の水位が上昇し、氾濫の心配がありましたが解消し、日付の変わる深夜には、風雨も治まり星空になりました。
翌13日(日曜日)未明の1時30分には、坂戸市災害本部が解散したとの連絡メールがあり、一安心しました。
ところがその後、朝5時前後に、横沼のアイダ設計の西隣りに住む兄から「自宅前が大水で大変だ」との電話が入りました。
慌てて駆けつけると兄の自宅前(あらいの実家)の道路に消防車が止まっていました。
近くの7軒の住宅が床上浸水し、住民がボートで救出されるところでした。
その後も三芳野地区の耕地の水位は上がり続け、市に問い合わせると大谷川雨水ポンプ場下流(川越市平塚新田)での越辺川の堤防が決壊との報告が入りました。
慌てて三芳野地区を見て回ると、住宅への浸水が各所で発生していました。
正確な被害情報が得られぬ中、避難所の訪問や被災住宅の片付け作業を手伝いました。
災害復旧作業が続きます。
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