19年9月21日
「戦後74年平和を心に刻む」。九条の会さかどが主催する「戦争を語り継ぐ会」が8月4日(日曜日)、坂戸駅前集会施設で開催されました。(写真をクリックすると大きくなります)
語り部は、泉町在住の戸来淑子(へらい・よしこ)さん。題して「絵馬『世界の平和 N・S』母の想いを受けとめながら」。
戸来さんの母親はアルツハイマー型認知症を患い有料老人ホームに入居中。症状の進行を遅らせようと母親の写真自分史の作成を進めるうちに、母親の戦争の歴史と向き合うことになったと言います。
聞いている私の耳に残るのは、母親がホームで、♪春のうららの隅田川♪…『花』を歌うことになった時「つらくて歌えない」と別の歌に変えてもらったという話。
小学6年生で経験した東京大空襲。炎から逃げ惑う人々が隅田川の言問橋に殺到し、業火に焼かれました。この悲劇の記憶が去来し、職場の屋上からよく見えた隅田川を思い出し涙したそうです。
「年をとっても戦争の記憶は頭の片隅にずっとある。忘れようとしても無くなることはない」と戸来さん。こうした歴史を繰り返してはなりません。
その思いを込めた絵馬が「世界の平和」です。
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