デイジー図書作りに学ぶ

　先日、市民団体主催の「デイジー図書づくりの研修会」があり、デイジー図書づくりに参加はしなかったものの、研修を見学しました。

　デイジー図書とは、視覚障害や学習障害や脳外傷などで文字を読むのが困難な方向けの録音図書のことです。

　この研修会への参加者は、市内の高校生１名と、同じく市内の中学生４名でした。

　参加のきっかけは、親が福祉関係の施設で働いていて興味があったり、学校で配布されたプリントで研修会を知って等、さまざま。ですが参加の目的は、本が好きなので、読むことのできない方にも読みたい本を読めるようにしてあげたい、駅で視覚障害者を介助する機会があり、視覚障害者の役に立ちたいと感じた等、ボランティア精神に満ちています。

　そして、デイジー図書利用者の立場から講話をしてくださった視覚障害者の方からは、頭出しがすぐにできるデイジー図書の便利さ、デイジー図書への行政サービスや、視覚障害者が皆、点字を使えるわけではないこと、その点からもデイジー図書は重要といったことを学びました。

　今回学んだこと、感じたことを活かして、私も議員として何かお役に立てればと思いました。

平瀬としひさ議員

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