松元ヒロ 政権を叱る!

日本共産党坂戸市議団 新さかど

19年7月15日

10区市民の会が「伊藤千尋講演会」

 参院選公示を前にした6月30日(日曜日)、坂戸市文化会館で国際ジャーナリストの伊藤千尋さん(元朝日新聞記者)の講演会がありました。主催は10区市民の会。(写真をクリックすると大きくなります)

岡大介さんの写真:クリックすると大きくなります  伊藤千尋さんの写真:クリックすると大きくなります

 主催者は衆参同日選挙に備えて、この日の開催を決めたといいます。英断に敬意を表します。

 年金問題他によるでたらめ無責任ぶりが明らかになったアベ内閣は同日選挙をやめました。公示前の最後の日曜日でしたが、400名近い聴衆が集いました。

 伊藤千尋さんは「15%が社会を変える」と題して講演。演壇の前に出て原稿なしで一気のアベ政治退陣を目指す75分の熱弁でした。「世界は日本の憲法9条に強い敬意をもっており、アフリカにも9条の石碑がある」。世界82ヵ国の政治取材の経験を基に、憲法を蔑ろにするアベ政治の異常性を、わかりやすく角度を変えながら告発。聞きごたえがありました。

坂本祐之助さんの写真:クリックすると大きくなります

 そして30年前、ベルリンの壁崩壊のきっかけとなった旧東独ライプチヒのデモで市民の10%が参加すると情勢が一変したとし、「15%になれば相手は市民すべてが声を上げているように見える」と述べ、これを学びアベ政治にさよならをしようと呼びかけました。

 講演に先立つ第1部では、カンカラ三味線演歌師の岡大介さんが自由民権運動で生まれた民衆の叫びの演説歌を披露。当時と現在の民の声の共通性にハッとさせられ、若き女工や兵士の命の歌には哀しみがこみ上げてくる20分の熱唱にやんやの喝采。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員、社民党県連代表の武井誠坂戸市議をはじめとした野党代表の訴えは緊張感と気迫がこもり参院選を勝つ決意が会場を包みました。

武井市議の写真:クリックすると大きくなります  塩川議員の写真:クリックすると大きくなります

 涙あり笑いありの3部構成の舞台進行は見事。手描きの大看板、壇上のバラの生花、司会者の和服姿が舞台をより輝かせました。主催者のご苦労に拍手です。

緑町 今野 強

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