19年4月3日
「今、憲法が大事!」と題した憲法講演会(10区市民の会主催)が2月23日(土曜日)、渡辺治一橋大学名誉教授を迎えて坂戸駅前集会施設で開かれました。(写真をクリックすると大きくなります)
各野党代表らの挨拶の後、130人を超える超満員の聴衆を前に渡辺さんは、「市民と野党の共闘」と3千万署名が安倍9条改憲打破の決定打だと強調。市民の奮起を促しました。
先の大戦の反省と教訓をもとに「戦争放棄」「軍隊の不保持」を明示した憲法9条ができました。その元で自衛隊は一発の銃弾も使用せず、殺し、殺されることもなかったのです。徴兵制度も日本にはありません。渡辺先生のお話で改めて9条の力を確認できました。戦地に派遣されても死ぬことがないので、災害派遣で国民の役に立ちたいと自衛隊員になる人もいると聞きます。
ところが安倍首相はこの9条に自衛隊を明記し軍事大国化をめざす構えです。先生は「今通常国会、だめでも夏の参院選で3分の2を確保して改憲発議を狙っている」と指摘。これを阻むには「市民と野党の共闘」を広げ、統一地方選と参院選で野党の勝利と3千万署名を達成する市民の力が必要であり、「改憲阻む主人公は私たちだ。決して観客になってはいけない」と力説。これを合言葉に行動に立ち上がることが大事だと思いました。
柳町 吉村謙治
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