19年2月18日(3月1日更新)
3月定例議会が3月28日(水曜日)から始まります。会期は、2月19日(火曜日)から3月13日(水曜日)までの23日間です。
市長提出議案は、専決処分の承認1件、条例の一部改正・廃止13件、補正予算11件、当初予算9件、人事案件2件 です。人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件も提出されます。
市政一般質問は、3月5日(火曜日)から7日(木曜日)までの3日間です。20名の議員のうち14名の議員が質問通告をしています。日本共産党坂戸市議団は、4人全員が質問を行ないます。
市民の生活とくらしの向上をめざし、皆さんの声を市政に生かすためがんばります。本議会も常任委員会も傍聴できますので、お気軽に傍聴においでください。
2月19日 |
3月議会開会10時〜、施政方針、議案の上程、提案理由の説明(議案1号〜36号、人権擁護委員候補の推薦について意見を求める件) |
2月22日 (金曜日) |
議案の総括質疑、委員会付託(議案第1号、議案第8号〜議案第36号、人権擁護委員候補の推薦について意見を求める件)(議案1号、議案19号、議案20号、人権擁護委員候補の推薦について意見を求める件については委員会付託省略)、質疑〜採決(議案第2号〜議案第7号・委員会付託省略) 予算決算常任委員会:本会議終了後〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・吉岡議員 |
2月26日 (火曜日) |
総務文教常任委員会9時〜吉岡議員 予算決算常任委員会総務文教分科会:常任委員会終了後〜吉岡議員 |
2月27日 (水曜日) |
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2月28日 (木曜日) |
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3月5日 (火曜日) |
市政一般質問 ・3番目13時頃〜鈴木議員 ・5番目15時頃吉岡議員 |
3月6日 (水曜日) |
市政一般質問 |
3月7日 (木曜日) |
市政一般質問 ・2番目11時頃〜平瀬議員 ・3番目13時頃〜あらい議員 |
3月8日 (金曜日) |
予算決算常任委員会9時〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・吉岡議員 |
3月13日 (水曜日) |
10時〜討論〜採決(議案第1号)、委員会の審査結果報告〜討論(議案第8号〜議案第18号、議案第21号〜第36号)、討論〜採決(議案19号、議案20号、人権擁護委員候補の推薦について意見を求める件)、請願の委員会審査結果報告(議請第1号)〜採決、閉会 |
日本共産党坂戸市議団の市政一般質問の通告内容は、以下のとおりです。
1.PCB廃棄物について
PCBとはポリ塩化ビフェニルの略称で、人工的に作られた主に油状の化学物質です。PCBの特徴として、水に溶けにくく沸点が高い、熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど安定的な性質から、電気機器の絶縁油やノンカーボン紙など様々な用途で使用されてきました。
しかし、脂肪に溶けやすいという性質から、体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすとしてPCBが大きく取り上げられ、その毒性から昭和47年に製造が中止となりました。
PCBの保管の長期化により、紛失や漏洩による環境汚染の進行が懸念され、適正処理を推進するため、平成13年6月22日に「ポリ塩化ビフェニール廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」が公布され、同年の7月15日から施行されました。
現在、環境省、経済産業省は、PCB使用製品及び廃棄物の期限内処理に向けて呼びかけを強めています。有害物質の適正な処理は重要だと考えます。
そこで以下2点について質問します。
- PCB廃棄物の状況について
- PCB廃棄物の期限内の処理について
2.用水路について
近年、農業用の用水路や排水路などへの転落等による死亡事故の発生についての報道がされています。
用水路では田植えから収穫時期まで水が流れており、子どもや年配の方には、大変危険な場所となっています。
近年では、農地の宅地化も進み、用水路の周辺に住む人も増えていることも要因のひとつとされ、本市においても年配者や子どもが転落する事案も発生し、安全対策を進めている場所もあります。
しかし、用水路は全国で40万キロにも上るとされ、安全対策についても誰が行うべきものなのか明確でないこともあり対策が進んでいない状況があります。
安全・安心のまちづくりとして、子どもや年配者への安全対策は重要な課題と考えます。
そこで、以下2点について質問します。
- 本市の用水路の現状について
- 用水路の安全対策について
1.家庭における児童虐待と学校でのいじめについて
子どもの出産から義務教育終了までに果たす、家庭と地域社会、そして行政の役割と責任は重要であると考えます。「家庭における虐待による子どもの死」、「学校でのいじめによる自殺」などの事件が多発しています。死亡には至らなくても、当事者にとってはその後の人生に大きな障害となって深く残ることは明らかであります。
なぜこのような事件が後を絶たないのか。その背景には社会の深刻なゆがみがあり、対処療法的な対応では根本的な解決にはならないと考えます。
虐待やいじめに対しては毅然とした態度と適切で速やかな対応が求められることは言うまでもありません。
石川市長にあっては、子ども達を「坂戸市の宝」と位置付け、様々な施策を展開しています。
そこで、以下2点について質問します。
- 家庭における児童虐待の状況と対応について
- 学校でのいじめの状況と対応について
1.片柳地域の整備について
片柳地域における「片柳土地区画整理事業」は、当初、施行期間1992年(平成4年)から2024年(平成36年)まで、施行面積約70ヘクタール、総事業費約218億円、平均減歩率21.69%という大型事業として進められ、事業見直しも行われ現在に至っています。又、当地域は、本市中央を流れる飯盛川の溢水被害を受けている地域でもあり、その対策も含めた整備の推進が求められていると考えます。
そこで、以下4点について質問します。
- 片柳土地区画整理事業の進捗状況と課題について
- 当区画整理事業地内の調整池について
- 飯盛川に架かる片柳2号橋の架け替え
- 飯盛川片柳2号橋上流部分の河川改修を先行し、緊急の溢水対策とすることについて
1.指定管理者制度について
2003年9月の改正地方自治法の施行により導入された指定管理者制度は、民間事業者の創意工夫、効率的管理手法を活用することで、サービスの向上と行政コストの削減が期待されるものでした。民間事業者に管理・運営を委託しても、公平なサービスが前提でのスタートでしたが、制度開始から15年が経ち、いくつかの問題点も見えてきたように思えます。
本市においても、本制度を活用した運営を行っている施設が年々増えてきています。
そこで、以下3点について質問いたします。
- 本市の指定管理者制度の導入状況について
- 指定管理者の選定・評価の方法について
- 今後の指定管理者制度に対する考え方について
2.学校給食について
食育という言葉が使われるようになって久しくなります。本市の学校給食では自校調理方式や地場産食材の採用等、食育に力を入れているように見受けられます。
また、縦割り給食の実施等、給食を通した教育活動は進んでいる反面、栄養士の配置や、調理室のエアコン等の環境面は、まだまだ十分ではないように思えます。
そこで、以下4点について質問いたします。
- 栄養士の配置について
- 調理室のエアコン設置について
- 給食を通しての交流活動について
- 地場産食材の採用について
1.資源集団回収報償事業について
資源集団回収報償事業は、資源集団回収事業を行なう団体に報償金を交付することにより、資源再利用の推進、ごみの減量及び生活環境の保全を図ることを目的として、1986年(昭和61年)4月1日から開始されました。交付対象団体は、小・中学校のPTAや小学生が加入する地域の子ども会、そして区・自治会等の、市内に住所を有する者で組織する営利を目的としない団体です。
小・中学校のPTAでは、回収実績に応じて得た報償金や資源物の売却益を学校教育充実のために、また、子ども会、区・自治会も子どもや地域活動のために使用しています。
しかしながら、資源の再利用の推進、ごみの減量化に33年間もの長きにわたり貢献してきた資源集団回収報償事業が、今年度をもって廃止の方向です。
そこで、以下2点について質問します。
- 資源集団回収報償事業の取組について
- 資源集団回収報償事業を廃止することにつ いて
2.請願、陳情等された生活道路整備事業等の進捗について
国の補助金「社会資本整備総合交付金」を活用して、市民生活に密着した生活道路の拡幅工事や歩道整備の事業が進められています。しかしながら「社会資本整備総合交付金」の配分額の減額のため、生活道路の整備が市民要望に追いつかないのが現状です。
市民生活に欠かせない生活道路、通学路、歩道整備等の請願、陳情、要望はこれまで以上に多数寄せられ、各地域から早く進めてほしいとの声があがっています。
そこで、以下3点について質問します。
- 社会資本整備総合交付金について
- 議会で採択された請願道路等の整備について
- 陳情及び要望された道路等の整備について
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361