徹底した宣伝が勝利の鍵

　昨年暮れからの風邪のおかげで、日本共産党の「党旗びらき」やＮＨＫの新春与野党党首インタビューをしっかりと見ました。それに共産党ホームページには小池晃書記局長の消費税増税についての演説が。「５段階の消費税率に大混乱、ポイント還元、金持ち優遇、大軍拡、社会保障切り捨て」と問題点を完膚なきまでに解明。ポイント還元では安倍首相がスーツを仕立てている超一流店を挙げ、平均30万円のスーツは５％還元で１万５千円分、行きつけのすし屋では平均単価５万円で２千５百円分のポイントが付くと指摘。

　「こんな世界があるのか」と驚き、早速「新年個人ビラ」を作成。私が配達を担当している赤旗読者と近所の方々に配布すると、翌日には反応が。３人の方から「ビラを読んだ。消費税増税とんでもない」との怒りの電話がありました。私の風邪は完全に吹き飛びました。議員生活でこんなに早い反応は初めて。安倍政権に対する国民の怒りは渦巻いています。

　１月３日の菅官房長官の消費税の増税の「判断時期」発言は、国民に追い詰められている証。消費税10％増税・９条改憲・辺野古基地を「阻止」する鍵は問題の本質を突いた徹底的な宣伝活動だと得心し、新しい年の闘いに挑みます。

吉岡しげき議員

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