自衛隊って何だ

　元陸上自衛隊レンジャー隊員井筒高雄さんの講演会「自衛隊を憲法に明記してはいけない理由」が12月８日(土曜日)、鶴ヶ島市南市民センターで開催され、興味津々で参加しました。（写真をクリックすると大きくなります）

　安倍政権は戦争法で集団的自衛権を容認し、海外で戦争する国の軍隊として自衛隊を憲法に書き込もうと画策。憲法９条は死文化します。井筒さんは「『自衛隊って何だ』という現実的でリアルな中身を知ることが大切だ」と指摘。

　さらに「文民統制についての教育を受ける機会は一切なし」「隊員に求められるのは上官の命令に従うのみ」「戦争で死ぬのは兵士よりも国民の方がはるかに多い」と井筒さん。

　恐ろしくもありますが、私たちの運動にとって欠かせない視点だと気づかされました。異質の人間社会としての自衛隊の一端を認識したことで、改めて９条改憲発議を阻止する運動への決意を新たにしています。

仲町　山本勝利

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