デイジー図書作り学ぶ

　先日、「デイジー図書編集体験講座」に参加しました。デイジー図書とは、視覚障害者や学習障害者、知的障害者といった、活字での読書が困難な人向けに音声と文字情報を連動させたデジタル録音図書です。

　以前から「声の広報さかど」や「声の市議会だより」でデイジー図書が気になっており、この図書と、朗読による音声テープ（ＣＤ）の作り方がどう違うのか理解できていませんでした。そこで「広報さかど」や社協だより「はんどtoはんど」に案内が載っていた今回の体験講座に参加したものです。

　講座では講師がマンツーマンで付き、懇切丁寧に教えていただきました。そこでわかったのは、朗読を担当するボランティアの方の音声データをデイジー図書作成ボランティアの方が編集して、初めてデイジー図書ができあがるということと、非常に根気のいる作業だということ。大本は視覚障害者の方々の役に立ちたいという気持ちです。

　くしくも先日、坂戸市議会の議員研修会で視覚障害者の読書権について学びました。坂戸市役所は、窓口で「代筆・代読」のサービスを行なっており、他自治体より先進的です。二つの講習で、私も議員として役に立てることがないかを考えるきっかけとなりました。

平瀬としひさ議員

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