18年11月3日
「城山の森」の民有地の一部がこのほど、地権者から市へ寄付されたことが分かりました。対象は4カ所計3万6483平方メートル(約1万1千坪)。(写真をクリックすると大きくなります)
市民の森として親しまれている城山は公有地が3割、民有地が7割。寄付により公有地の割合がさらに増すことになります。
城山の森には、希少植物のコクラン、サワギキョウなどが群生。ここに太陽光発電施設の設置が計画されました。
しかし、市民団体の運動や議会での質問などで中止に。寄付対象は、この計画地も含んでいます。せっかくの地権者のご厚意を生かす保全への工夫が求められていると言えます。
城山の環境保全へ活動を続けている「坂戸サワギキョウの会」代表の萩原章さんは、「これで公有地が4割になった。城山の地権者はまだ30人ほどいるが、さらに寄付が進めば『市民の森』が実現しやすくなる。市、地権者、市民、サワギキョウの会、いずみ自然塾ほかの自然保護団体等、皆で城山の保全を考えていくことが大事」と、希少生物や自然を守る活動に意欲を示します。
平瀬としひさ議員
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