学校に「不適合」ブロック塀

日本共産党坂戸市議団 新さかど

18年9月12日

 6月18日に大阪で発生した地震により、倒れた学校の塀に挟まれて死亡するという痛ましい事故がありました。

 坂戸市では翌19日付で、学校施設を除く全市有地の高さ1m以上のコンクリートブロック塀を調査。道路に面した目隠しブロック塀の有無の確認。更に、6月22日から7月10日にかけて小中学校、幼稚園20校1園の当該箇所42ヵ所の調査を実施しました。その結果「不適当」と判断された内容は次のとおりです。

 保育園2園、中央図書館や市庁舎敷地、公用車保管場所敷地の一部には「控壁」が無いものやひび割れ等を確認。小中学校・幼稚園20校1園では、「不適合」箇所は26ヵ所(プールの目隠しや的あて等々)更に、コンクリート塀が道路に面した「不適合」が3校(控壁無しや有っても高さが3.1m等)であることが分かった。

坂戸市、改修を検討

 高さ2.4m、控壁無しで「不適合」と判断された中学校1校は、緊急安全対策を実施しプール使用期間終了後に撤去・改修予定。また、プールサイドからの高さは1.65mだが、道路面からは3.1mのため「不適合」となった小学校では改修を検討している。

 更に、旧北坂戸小学校は撤去を完了しネットフェンスが設置されている。その他の「不適合」壁がある学校等については現在改修を検討中。

 日本共産党坂戸市議団は、早期改修を求め、改修が終わるまで補強も含めて安全確保には万全を期すよう申し入れました。

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