18年8月6日
今年の4月から老人福祉センター「ことぶき荘」(赤尾)、「城山荘」(西坂戸)の有料化が実施されました。日本共産党坂戸市議団は、両施設は社会福祉事業であり、「高齢者の外出応援」をする施設だとして、利用料の有料化に反対してきました。(写真をクリックすると大きくなります)
市議会での反対討論で、「ことぶき荘」と「城山荘」の有料化がされれば、市内循環バスの値上げ(高齢者無料が100円に)時のように20〜30%の利用者減少が考えられる、高齢者の外出機会を減らし時代に逆行することはやめるべきと、日本共産党坂戸市議団は主張してきました。
新年度が始まり4ヵ月が経過しましたが、私の所管も4月末の臨時議会で市民福祉常任委員会に替わりました。この間、市老人クラブや市ゲートボール協会などの定期総会が「ことぶき荘」で開催され、常任委員長職のために招待され参加しました。
「ことぶき荘」で有料化の実態をこの目で確かめようと、利用者の声を聞いてみました。予想通り、一般の利用者が大幅に減っているとの声が多く出ました。
4〜6月の両施設の利用者推移
|
|||
ことぶき荘
|
城山荘
|
合計
|
|
昨年の利用者
|
11866人
|
7903人
|
19769人
|
本年の利用者
|
9036人
|
5998人
|
15034人
|
減少人数
|
2830人
|
1905人
|
4735人
|
昨年比
|
76.1%
|
75.9%
|
76.0%
|
坂戸市の担当部署に、ことぶき荘・城山荘の4〜6月の利用状況を提出してもらいました。
4月が前年比77.7%、5月が75.9%、6月が74.5%と大幅に減少、3ヵ月間の利用者数が、昨年比でなんと4千7百人も減りました。
40億円近くの貯金(財政調整基金等)を持つ坂戸市。議会で可決されたとはいえ、高齢者に冷たい施策に改めて憤りを感じています。
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361