18年7月31日
5月30日(水曜日)に開会した坂戸市の6月定例議会は6月20日(水曜日)、22日間の会期を終えました。2018年度一般会計補正予算案など市長提出14件、市民からの請願2件の計16件を審議。市長提出議案は全議員賛成で可決しました。一方、市民から提出された請願2件については日本共産党議員団は賛成しましたが、賛成少数で不採択になりました。
坂戸市の6月議会に「立憲主義を堅持し憲法9条を守り、戦争しない日本を目指すことを求める意見書」の提出を市議会に求める請願が、市内の8団体と宗教家2人によって提出されました(武井誠、鈴木ともゆき両議員が紹介者)。
6月7日(木曜日)の総務文教常任委員会で審査した後(不採択)、12日(火曜日)の本会議でも不採択になりました。
総務文教常任委員会では5議員中賛成2人、吉岡しげき(共産)、弓削勇人(民進)、反対3人、小川直志(民政クラブ)、田中栄(みらい)、藤野登(公明)で不採択に。
本会議では19議員中6議員(共産4人、社民、民進)が賛成しました。
反対した議員の意見は「安保法制が2015年に成立したことで、日本が戦争しないための最低限の保障になった」(藤野登議員=公明)、「中国が毎年軍事費を増やし続けていることに脅威を感じている」(小川直志議員=民政ク)などというもの。結局は改憲ありきなのだと思います。
国民主体で進めていく立憲主義が、いつのまにか一部の権力者の手によって変えられようとする流れに対して私たちはますます声を上げていかなければなりません。
武力に対しての武力は、本当の解決にはならないことを日本国憲法はうたっているのだと思います。
八幡 不破幸司
この請願は、石井在住の1名の市民から提出されました。「坂戸市でも、パートナーシップの公的認証制度(仮称)を創設し多様性が認められる市にしていただきたい。性的指向による差別を許さないための諸施策を講じていただきたい」などと言うもの。
総務文教常任委員会では、吉岡しげき(共産)、弓削勇人(民進)の2人が賛成。小川直志(民政クラブ)、田中栄(みらい)、藤野登(公明)の3人が反対し、不採択に。
本会議でも賛成6、反対13で不採択になりました。
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361