18年5月30日(6月12日更新)
6月定例議会が5月30日(水曜日)から始まります。会期は、5月30日(水曜日)から6月20日(水曜日)までの22日間です。
市長提出議案は、財産の取得1件、条例の一部改正・制定9件、工事請負契約の変更契約の締結1件、補正予算1件、市道路線の認定・廃止2件です。
市政一般質問は、6月14日(火曜日)から16日(木曜日)までの3日間です。20名の議員のうち15名の議員が質問通告をしています。日本共産党坂戸市議団は、4人全員が質問を行ないます。
市民の生活とくらしの向上をめざし、皆さんの声を市政に生かすためがんばります。常任委員会、本議会など傍聴できますので、お気軽に傍聴においでください。
5月30日 |
6月議会開会10時〜、諸報告、議案の上程・提案理由の説明(議案第47号〜議案60号) |
6月1日 (金曜日) |
議案の総括質疑〜採決(議案第47号:(委員会付託省略)、総括質疑〜委員会付託(議案第48号〜議案第60号) 予算決算常任委員会:本会議終了後〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・吉岡議員 |
6月5日 (火曜日) |
環境都市常任委員会10時〜鈴木議員 予算決算常任委員会環境都市分科会:常任委員会終了後〜鈴木議員 |
6月6日 (水曜日) |
市民福祉常任委員会10時〜あらい議員・平瀬議員 |
6月7日 (木曜日) |
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6月12日 (火曜日) |
請願の委員会審査結果報告〜採決 市政一般質問 |
6月13日 (水曜日) |
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6月14日 (木曜日) |
市政一般質問 |
6月15日 (金曜日) |
予算決算常任委員会10時〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・吉岡議員 |
6月20日 (水曜日) |
10時〜常任委員会の審査結果報告〜採決(議案第48号〜議案第60号)、閉会 |
日本共産党坂戸市議団の市政一般質問の通告内容は、以下のとおりです。
1.子どもの貧困問題について
日本の子どもの貧困をめぐる状況は依然深刻です。厚生労働省が公表した、2016年(平成28年)国民生活基礎調査に於ける日本の貧困についての数値は、国民生活の厳しい現実を改めて裏付けています。貧困を示す国際的な指標である「相対的貧困率」は下がったとはいえ、17歳以下の子どもでは13.9%、全体では15.6%という結果となりました。相対的貧困率は、世帯の可処分所得などをもとに、その国で生活できる、ぎりぎりの「貧困ライン」を算出し、それ未満の所得しかない人がどれくらいの割合でいるかを示す指標です。
とりわけ母子家庭などひとり親世帯の状況は過酷です。貧困率は50.8%で、なおも高水準であることには変わりません。調査では、母子世帯の82.7%が「生活が苦しい」と答えています。「貯蓄がない」と回答した母子世帯は37.6%にのぼり全世帯平均14.9%の2倍以上となっています。子どものいる世帯への経済支援をいっそう強める必要があることを浮き彫りにしています。
経済協力開発機構(OECD)が2014年にまとめた36ヵ国の子どもの貧困率は13.3%でした。日本の水準はそこにもなかなか到達できません。子どもの貧困をはじめ格差と貧困を解決することが、日本の政治と社会の優先課題のひとつであることは明らかです。
貧困問題はどの世代にとっても深刻ですが、発達・成長過程にある子ども時代の貧困は、健康や学力など子どもに必要な条件が経済的困窮によって奪われるという点など影響は大きく、子ども本人の人生だけでなく、社会全体にも損失をもたらします。
研究者や市民団体の粘り強い取組などを通じ、子どもの貧困対策法が成立し、地方自治体などで実態調査など改善への動きが始まっているものの、安倍政権下での対策の立ち遅れが際立っています。世論と運動の広がりの中で、安倍政権は、ひとり親世帯への児童扶養手当の一部増額や、給付型奨学金の部分的導入を行いましたが、あまりにも規模が小さく、事態の本格的な打開の道筋はみえません。
安倍政権の「アベノミクス」は、大企業には空前のもうけを保証する一方、賃上げにはつながらず、国民の暮らしは苦しいままです。生活保護、医療・介護、年金などの社会保障の予算は容赦なくカットする政策を続けています。
よって、以下3点について質問を行ないます。
- 本市における「子どもの貧困」の実態について
- 子どもの貧困への対応について
- 子どもの貧困における教育の役割について
1.さかっちバス・さかっちワゴンについて
さかっちバス・さかっちワゴンの運行計画見直し(案)の市民コメントの募集が2018年(平成30年)4月2日から2018年(平成30年)5月1日までの期間で行なわれました。市民コメントは、市が重要な施策等を立案する際にその趣旨や内容について、市民からの意見を求めたうえで、行政は的確に市民の意向を把握し、施策へ反映させるよう努めるというものです。
さかっちバス・さかっちワゴンは、交通弱者のみなさんに配慮した身近な交通手段として、より利用しやすくするために、これまでも運行の見直しが行なわれてきましたが今回実施した市民コメントの市民の意向をどのように運行計画に反映させるのか重要と考えます。
そこで、以下2点について質問します。
- 市民コメントの結果について
- 運行計画への反映について
2.北坂戸地区のまちづくりにつ いて
4月25日の議員全員協議会において、北坂戸地区まちづくりについての資料が配布されました。人口の減少と高齢化社会の進行に対応するコンパクトでにぎわいのあるまちづくりを推進するため、2018年(平成30年)の秋に立地適正化計画の運用を開始し、多くの人口減少が見込まれる北坂戸地区における都市機能の集約化に向けた検討に着手するとしています。
本市のまちづくりに重要な計画と考え、以下3点質問します。
- 北坂戸地区の課題について
- まちづくりのコンセプトについて
- 閉校した北坂戸小学校用地の活用について
1.本市施設で採用されている可動式客席での事故防止、及び使い勝手の改善について
入西地域交流センターの多目的ホール可動式客席について、車いすでホールを利用された方から「車いす用の観覧スペースがない」との苦情がありました。その他にも私自身、このホールの可動式客席ではたびたび高齢者の方が階段を踏み外し、転ぶところを目撃してきました。転び方によっては大けがにも繋がりかねません。
本市施設で採用されている可動式客席にはその構造上、及び使用勝手上、いくつかの問題があるようです。事故防止、及び使い勝手の改善の観点から以下3点質問致します。
- 可動式客席採用の経緯、採用状況について
- 可動式客席での事故発生状況について
- 可動式客席での事故防止や使い勝手の改善について
2.太陽光発電施設について
現在、太陽光発電施設設置に関し、全国的に設置業者・住民間でトラブルが多発しています。本市においても、いくつかの太陽光発電施設設置の計画があり、居住環境悪化の心配や、自然環境保護の観点から住民には不安が広がっているようです。
そういった現状を踏まえ、太陽光発電施設設置に関し、住民保護の観点から本市の考え方について以下3点質問します。
- 本市の設置状況について
- 設置に関する問題点や事業者・住民間でのトラブルの有無について
- 住民保護の観点から、太陽光発電施設設置に係る本市の取組について
1.花のまちづくりについて
「坂戸よさこい花のまち」は坂戸の玄関口坂戸駅北口に掲げられた大きな看板です、坂戸よさこいは全国的にも有名になりましたが、「花のまち」については市内外から取組の弱さが指摘されています。
市は2009年(平成21年)3月「坂戸市花のまちづくり構想」を策定しました。構想の主旨・目的に「坂戸市には、多くの優れた歴史文化、自然、景観等の地域資源、宝が数多くあります。市民の中には沢山の花の愛好家がおり、自宅や街中で様々な花を生かした取り組みをされています。この構想は、このような宝を一体化した「花」づくりを進め、ほかの地域に誇れるまちづくりを進めていくための指針としていきます。」としています。
そこで以下2点について質問します。
- 「花のまちづくり」の取組について
- 観光資源としての「花のまち」について
2.障害者の雇用促進について
本年4月から坂戸市障害者計画、坂戸市障害福祉計画(第5期)がスタートし、市民、事業者、行政による「協働」の精神に基づいて、障害のある人が「住み慣れた地域でともに豊かに生きるまち」の実現をめざして行くとし、計画の基本目標(4)では「働く喜びを味わえるまち」をめざしています。
雇用状況が大きく変化しているなか、障害をお持ちの方の就労支援は重要な施策です。
また、本年4月1日から障がい者の法定雇用率が引き上げになりました。民間企業は2.0%から2.2%に、坂戸市等の地方公共団体は2.3%から2.5%に、教育委員会は2.2%から2.4%にと定められました。早期の取組が求められます。
そこで以下2点について質問します。
- 本市の障害者の就労支援について
- 本市の障害者の雇用確保について
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361