卒業式、入学式に出席して

　３月中旬から４月初めにかけて、地元の小中学校の卒業式や入学式に来賓として出席しました。

　気付いたのは、昨年は涙だった小学校の卒業式が今年は皆笑顔。校長先生によって学校の雰囲気も変わるのだそうです。中学校の入学式でも、廊下ですれ違う生徒の皆さんが元気に挨拶してくれます。なるほど、式での校長先生の式辞からも学校として挨拶に力を入れていることがわかります。

　一方、式での先生方の挨拶は声の大きさを張り合っているよう、先生方にも生徒にも大きな声が出ない、出すのが苦手という人もいるはず。特に新入生にとっては、威圧感に圧倒される生徒もいるでしょう。挨拶自体は非常に大事ですが、それが声の大きさを競うものにならないでほしいと思います。語りかけるような挨拶もあるのでは。

　先日、名古屋市教育委員会で行政の介入が問題となり注目された「学問の自由」を保障した憲法23条。私もそこに気をつけながら、施設面や教育現場の環境改善に役立ちたいと思っています。

平瀬としひさ議員

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