殺処分ゼロの実現を

鈴木ともゆき議員

　埼玉県は様々な取り組みを通じ、犬・猫の殺処分数ゼロの実現を目指すとしています。2016年度(平成28年度)の県における殺処分件数は、猫880匹、犬290匹で合計1170匹です。埼玉県だけではなく、全国的に見ても犬に比べて猫の殺処分率が伸びていないのです。

　この問題を取り上げたのは、市内で飼い主のいない猫を保護し、避妊・去勢手術を実費で行ない里親探しを行なっている方に出会ったのがきっかけでした。

　県には野良猫対策として、県地域猫活動推進事業、埼玉県飼い主のいない猫の不妊・去勢手術推進事業、彩の国動物愛護推進員活動補助事業があるが、殺処分削減に取り組む個人が対象となる補助事業はあるのか。坂戸市も基本的な啓発事業にとどまらず、他自治体の取り組みなどを研究し取り入れていくべきだと質問しました。

　個人が対象となる事業は、埼玉県飼い主のいない猫の不妊・去勢手術推進事業となり、他自治体の取り組みなど調査・研究し引き続き普及・啓発も図っていくと前向きな答弁がありました。

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