18年2月21日(3月3日更新)
3月定例議会が2月20日(火曜日)から始まりました。会期は、2月20日(火曜日)から3月14日(水曜日)までの23日間です。
市長提出議案は、条例の一部改正・制定18件、規約の変更2件、人事案件1件、補正予算11件、当初予算9件です。
市政一般質問は、3月6日(火曜日)から8日(木曜日)までの3日間です。20名の議員のうち13名の議員が質問通告をしています。日本共産党坂戸市議団は、4人全員が質問を行ないます。
市民の生活とくらしの向上をめざし、皆さんの声を市政に生かすためがんばります。常任委員会、本議会など傍聴できますので、お気軽に傍聴においでください。
2月20日 |
3月議会開会〜施政方針・議案の上程・提案理由の説明(議案第1号〜議案第24号、議案26号〜議案42号) |
2月23日 (金曜日) |
議案の総括質疑〜採決(議案第1号〜議案第6号委員会付託省略)総括質疑〜委員会付託(議案第7号〜議案第24号、議案26号〜議案第42号(議案第26号は委員会付託省略) 予算決算常任委員会:本会議終了後〜あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・吉岡議員 |
2月27日 (火曜日) |
環境都市常任委員会9時〜鈴木議員・平瀬議員 予算決算常任委員会環境都市分科会:常任委員会終了後〜鈴木議員・平瀬議員 |
2月28日 (水曜日) |
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3月1日 (木曜日) |
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3月6日 (火曜日) |
市政一般質問 ・4番目13時30分頃〜吉岡議員 |
3月7日 (水曜日) |
市政一般質問 ・3番目13時頃〜あらい議員 ・5番目14時30分頃〜平瀬議員 |
3月8日 (木曜日) |
市政一般質問 |
3月9日 (金曜日) |
10時〜予算決算常任委員会あらい議員・鈴木議員・平瀬議員・吉岡議員 |
3月14日 (水曜日) |
常任委員会の審査結果報告〜採決(議案第7号〜議案第24号、議案第27号〜議案第42号)、討論〜採決(議案第26号)、閉会 |
日本共産党坂戸市議団の市政一般質問の通告内容は、以下のとおりです。
1.市の農業振興について
本市は2017年(平成29年)3月に、「坂戸市農業振興ビジョン」後期ビジョンを策定しました。時を同じく、国連が、2019年から10年間を「家族農業の10年」に指定し、国際社会が小規模・家族農業の重要な役割を認識、支援することを呼びかけました。
日本の農業政策は、競争力強化の名の下に大規模化、効率化一辺倒の路線がすすめられ、戦後農政の根幹である家族経営と地域農業を守ってきた農地・農協制度の解体がすすめられています。昨年は、主要農産物種子法が廃止され、多国籍種子企業の種子支配にも道を開き、今年は、日欧EPAや「TPP11」の調印・批准。更に、日米交渉でもTPP以上の譲歩を重ねようとしています。コメ政策では、生産調整の政府による配分を廃止、コメ農家の収入の一部となってきた米の直接支払交付金(10アール7,500円)もなくします。
日本農業の特徴である家族農業が壊され、輸入自由化や大規模化推進の下で、農業者の減少と高齢化が進み、食料自給率は先進国で最低の38%以下に低下しています。今後の生産緑地の指定期間の満了の影響も危惧されます。
ところで国は、「国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむ」ことを目的として、2005年(平成17年)6月に「食育基本法」を制定し、「第3次食育推進基本計画(2016年度(平成28年度)から2020年度(平成32年度)まで)を進めています。
日常生活の基盤である家庭を基本に、学校、保育所等が子供の食育を進め、地域における多様な関係者が様々な形で食育を主体的に推進し、食育に関心を持つ国民の割合は確実に増加したとされています。そのことは、健康志向とも結びつき、各地域での農業振興にも大きく影響しており、当然、行政の果たす役割が強く求められていると考えます。
そこで、次の4点について質問します。
- 本市農業の課題と「坂戸市農業振興ビジョン」後期ビジョンの方向性と到達状況について
- 生産緑地の指定期間の満了に対する今後の対応について
- 学校給食における地産地消促進の考えについて
- 本市農業の特徴や諸環境を生かした、地産地消促進策について
1.関間地区の都市整備について
関間地区の長きにわたる課題である、関間4丁目土地区画整理事業は、区画整理事業の仮換地指定、建物移転ともに100%終了し、事業の完了の見通しが立ってきました。
しかし、関間地区と千代田地区を結ぶ重要な幹線道路である、都市計画道路の関間千代田線の整備は、1996年(平成8年)に都市計画決定されてから22年が経過しますが、未だに完成に至っておりません。
今議会の補正予算に計上されているように、国庫補助金である社会資本整備総合交付金の減額がここ数年続いてはいますが、関間地区から千代田方面へ連絡する道路は狭いうえ、東武東上線の踏切も交互通行で住民の日常生活にも支障をきたしています。土地区画整理事業の完了時には関間千代田線が開通するものとの期待に応える施策が求められます。
そこで、以下2点について質問します。
- 関間4丁目土地区画整理事業の進捗について
- 都市計画道路関間千代田線整備の進捗について
2.市民バスの関間地区乗り入れについて
本市の地域公共交通運行事業の坂戸市民バス(さかっちバス・さかっちワゴン)は1996年(平成8年)5月に市内循環バスとしてスタートし、公共交通に恵まれない地域を回り市内の公共施設の循環バスとして利用され、改善に改善を重ね現在に至っています。
しかし、坂戸駅南地域では停留所の設置がされたものの、関間地区においてはこれまで議会や住民の強い要望が有るにもかかわらず未だに停留所は未設置のままです。一日も早い設置が望まれます。
そこで、以下2点について質問します。
- これまでの経過について
- 今後の乗り入れ計画について
1.水害発生時の水防団の活動について
昨年10月22日〜23日に関東を襲った台風21号は本市にも大きな被害をもたらしました。その際は、防災安全課をはじめとする市職員や消防職員とともに水防団員も大いに活躍し、水害発生時の水防団の重要性を住民の皆さまに示す結果となりました。
しかし、同時にいくつかの課題も明らかになりました。
そこで、水害発生時の対応について以下3点質問致します。
- 水防団の活動範囲について
- 水防団の権限について
- 今後の水害対応への取組について
2.城山の環境保全について
現在、太陽光発電施設の設置計画が存在する城山では、つい先日コクランの群生が確認されました。埼玉県レッドデータブックによると、この城山ではコクランだけでなくサワギキョウなど植物42種、動物42種、計84種の絶滅危惧種、準絶滅危惧種の生息が確認されています。2016年3月に策定された「坂戸市緑の基本計画」においても、「城山周辺の森林の保全」が課題として挙げられています。
そこで、城山の環境保全に対する本市の取組について、以下3点質問致します。
- 環境保全面での城山の位置づけについて
- 太陽光発電施設設置に関するガイドラインについて
- 絶滅危惧種、準絶滅危惧種等が生育する城山の自然を守 るための本市の取組 について
1.動物愛護について
一般社団法人ペットフード協会の調べによると、2017年10月現在で全国20代から70代による犬の飼育数は892万頭、猫は952万6000頭となり、初めて猫が犬の数を上回る一方で、今も多くの犬や猫が自治体に引き取られ「殺処分」されている報道がされています。
環境省自然環境局総務課動物愛護管理室によると、2016年に殺処分となった犬と猫の数は55,998頭で、10年前と比べると6分の1ほどに減ったが、それでも6万頭近く犠牲となっており、逆に返還・譲渡率は50.4%となり1974年以降で最も高い数字となっています。これは、動物愛護法改正などを受け、多くの自治体が目標として掲げる「殺処分ゼロ」の取組により効果があったものと考えます。
そこで、以下2点について質問します。
- 本市の動物愛護の取組について
- 殺処分ゼロに向けた取組について
2.学校保健について
全国のインフルエンザの患者数が統計を取り始めた1999年(平成11年)以降最も多かった前の週を上回り、3週間連続で過去最多を更新したと報道がされ、そうした状況の中で、インフルエンザで休んでいた子どもが再び学校に通う際、学校に治ったことを証明する「登校許可書」や「治癒証明書」などの書類の提出が医療現場に波紋を呼んでいるとの報道もされています。
私も保護者から登校許可書の提出は、混雑する病院に再び受診し登校許可書を発行してもらいに行かなくてはならず大変という声もあります。
そこで、以下2点について質問します。
- 本市のインフルエンザの状況について
- 登校許可書の発行について
坂戸市議団 info@jcp-sakado.net 電話 049-283-1331(内線)629 坂戸市委員会 電話 049-283-0318 FAX 049-283-0361