飢えの記憶 語り継ぐ

　九条の会さかど主催の「戦争を語り継ぐ会」が12月10日(日曜日)、坂戸駅前集会施設で開催され、20人ほどが参加しました。（写真をクリックすると大きくなります）

　今回の語り部は、東京・板橋生まれで市内駅南・緑町在住の今野強さん。「戦後の飢えの記憶」と題して２歳半で体験した空襲での炸裂弾の記憶の話から切りだし、「人の記憶は３歳頃からと言われるが、花火もない時代でその閃光は鮮明に覚えている」と。そして戦後の食糧難の苦労話などをとつとつと語りました。

　今野さんと同年代で同様の記憶を持つ参加者からは、「強烈な記憶はたとえ幼くても残っている」などと感想が相次ぎました。

トップページへ　　サイトマップ　　ページの先頭へ　　ひとつ前へ